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自然の中で一日過ごしたい!

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キャンプで焚き火を囲んだり、ハイキングしたり、自然の中を一日中楽しむ方法を紹介します。
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【養老孟司が教える】虫も人も、行きがかりで生きている

◎人が生きる理由とは 人はなぜ生きるのか、と問われることがある。 物事にすべて理由があるとは限らない。理由を語ることのできる物事と、できない物事がある。しかし現代人は、「理由のないもの」にのみ違和感を抱くようだ。   この歳まで生きてきてつくづく思うのは、世の中がどんどん都市化して、街になったということである。街には理由のないものは存在しない。目に入るものにはすべて、何かの目的や理由があり、それがわかるようになっている。   部屋の中はその典型である。椅子は座るものだし、机

宮澤賢治が常日頃、教え子たちに伝えていたこと

「宮澤先生から教わったのは、どのようなことでしたか?」 そう尋ねると、花巻農学校に学び、宮澤賢治に可愛がられたという小原忠さんは、静かに答えました。 「自然を見ること。いまの言葉で言う、自然観察のようなものでした」 それは一九九六年、あるテレビ局の仕事で、そのころまだご存命だった教え子さんたちにインタビューする機会を得たときのことです。 小原さんが賢治に目をかけられた理由は、文学が好きだったからだそうです。賢治は宿直の晩に学校を抜け出し、小原さんのもとを訪ねると窓を開

【夏休み特別企画】捕った魚を調べてみよう!【名前調べ編】

後編の【名前調べ編】では、前編で採集した魚を『タモ網1本ではじめられる魚とり』を使って名前を調べてみます。 ⇒【採集編】はこちら 今回、種類を調べるのはこの2匹。 まずは、1匹めの銀色の小魚から。 まずは26ページの「よく似た小魚の見分け方」ページを見てみよう。 このページは、この書籍の大きな特徴でもあり、こだわった部分だ。 市販されている図鑑では、「コイ科」「ハゼ科」など分類別に魚が並んでいることが多い。魚の知識のある人であればすぐに目的の種類にたどり着けるが、そう

【夏休み特別企画】こんなに水辺の生き物が捕れる!?タモ網を持って川に出かけてきました!【採集編】

『タモ網1本ではじめられる魚とり』が発売後の先日、関東某所の川に、著者である仲さんと、おもに生き物好き編集者からなる「山と溪谷社いきもの部」メンバー4名の合計5名で魚捕りに出かけてきました。 仲さんは魚捕りの大ベテランですが、いきもの部のメンバーはそこそこの経験者が2名、ほぼ未経験者が2名という構成。 川は都心から電車で1時間程度の場所にある川の中流で、護岸化されている箇所も少なく、なかなか自然度が高い。ある程度魚捕りに慣れている人なら、「カワムツやアブラハヤ、シマドジョウ

うららかな春の休日。『新版 湘南ハイク』を片手に、ぶらり出かけてみませんか?

鎌倉・逗子・葉山・横須賀・三浦といった湘南エリアの山は、登山初心者でも安心して歩けて、山と街が近いのが特徴。山を歩いた後に地元名物のランチを楽しんだり、買い物をしたりと、満足度の高い遊び方ができるのも魅力です。『新版 湘南ハイク』は、都心から気軽に行ける場所でありながら、ちょっとした日帰り小旅行の気分も味わえる湘南エリアの山と海歩き18コースと、おすすめの立ち寄りスポットを紹介するガイドブックです。 地元在住者がおすすめする、とっておきのハイキングコースのほか、初心者もウェ

脱力する道具選びで、焚き火を楽しむ!『焚き火と道具』

突然ですが、焚き火をしたことありますか? 子どもの頃にやったきりでしょうか。テレビやWEB動画で焚き火の薪がはぜる音を聞いたことがある程度? 今、キャンプなどのアウトドアブームが活況となるなか、焚き火にもブームがきています。 一昔前はニッチな趣味だった焚き火。今ではファッション誌で取り上げられるほどの人気になっています。 そんな焚き火を愛する焚き火マイスター、猪野正哉さんが普段から使っている焚き火の道具は、きっとこだわりが詰まっていて、選びぬかれたなんかスゴイもののはず!

「National Outdoor Book Award」受賞。ピュリツァー賞ファイナリストが描く67歳のおばあちゃん感動の実話。『グランマ・ゲイトウッドのロングトレイル』第7章全文公開

アメリカにはロングトレイルと呼ばれる長距離ハイキングルートがあります。そのひとつ、アパラチアン・トレイルは総距離3500kmにおよび、歩き通すのに約6ヶ月を要します。 この長いハイキングに挑戦するハイカーは年間数百人に上りますが、彼らの憧れになっている人物こそがエマ・ゲイトウッド、通称グランマ・ゲイトウッドです。 1955年、女性として初めてアパラチアン・トレイルをスルーハイク(一気に踏破すること)したとき、彼女は67歳という年齢でした。DV夫、11人の子ども、23人の孫

12月14日はふたご座流星群のピーク! 『ときめく図鑑pokke! ときめく星空図鑑』より、ふたご座の神話をご紹介。

冬の定番の天文イベント「ふたご座流星群」。2021年はピークが12月14日ごろと言われています。冬は空気が澄んで、星空観察にはぴったりの時期。夜空を見上げて、三大流星群の一つである「ふたご座流星群」を楽しんでみませんか。 本記事では、伝説が詰まった41の星空たちを紹介したポケット図鑑、「ときめく図鑑pokke! ときめく星空図鑑」(山と溪谷社, 解説=永田美絵、廣瀬匠)より、ふたご座の神話をご紹介します。 夜空で寄りそう仲よし兄弟  「ふたご座」は、 等星のポルックスと、