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「背信の罪」民数記14章15章~ちょびっと聖書  a little Bible

12/22(木)

<気づき>
民数記14章
・1共同体全体は声をあげて叫び、民は夜通し泣き言を言った。 2イスラエルの人々は一斉にモーセとアロンに対して不平を言い、共同体全体で彼らに言った。「エジプトの国で死ぬか、この荒れ野で死ぬ方がよほどましだった。 3どうして、主は我々をこの土地に連れて来て、剣で殺そうとされるのか。妻子は奪われてしまうだろう。それくらいなら、エジプトに引き返した方がましだ。」 4そして、互いに言い合った。「さあ、一人の頭を立てて、エジプトへ帰ろう。」
・17今、わが主の力を大いに現してください。あなたはこう約束されました。 18『主は、忍耐強く、慈しみに満ち、罪と背きを赦す方。しかし、罰すべき者を罰せずにはおかれず、父祖の罪を子孫に三代、四代までも問われる方である』と。
・33お前たちの子供は、荒れ野で四十年の間羊飼いとなり、お前たちの最後の一人が荒れ野で死体となるまで、お前たちの背信の罪を負う。 34あの土地を偵察した四十日という日数に応じて、一日を一年とする四十年間、お前たちの罪を負わねばならない。お前たちは、わたしに抵抗するとどうなるかを知るであろう。

 偵察に行った土地のことでイスラエルの民の見解が分かれました。素晴らしい土地だから神様と共にその土地に入ろうという民と、巨人が住む恐ろしい土地だからそこに行かずエジプトに帰ろうという民。大多数がエジプトに帰ろうという民であり、肯定的な考えの民を撃ち殺そうとしてしまいます。神は怒り、イスラエルの民を撃ち殺そうとされますが、モーセが神をなだめてとどまらせます。モーセは神様の約束をもって、神様に懇願しなんとか受け入れられます。しかし、神の決定は偵察した40日の1日を1年と換算し、40年間荒れ野で最後の一人が死体となるまで、背信の罪を追うということでした。

民数記15章

・28祭司が、過って過失の罪を犯した人のために、主の御前に贖いの儀式をすると、彼の罪は赦される。 29イスラエルの人々のうち、その土地に生まれた者も、あなたたちのもとに寄留する者も、過って罪を犯した場合には、同一の指示に従う。 30ただし、土地に生まれた者であれ寄留者であれ、故意に罪を犯した者は、主を冒瀆する者であり、その人は民の中から断たれる。
・38イスラエルの人々に告げてこう言いなさい。
代々にわたって、衣服の四隅に房を縫い付け、その房に青いひもを付けさせなさい。 39それはあなたたちの房となり、あなたたちがそれを見るとき、主のすべての命令を思い起こして守り、あなたたちが自分の心と目の欲に従って、みだらな行いをしないためである。 40あなたたちは、わたしのすべての命令を思い起こして守り、あなたたちの神に属する聖なる者となりなさい。

 突如、ここで過失に対する贖いの規定がでてきました。ここで区別されているのは、人間が犯す過失については、贖いというやり直しの手段が用意されています。しかし、故意にやったことについては、主への冒涜として民の中から断たれる、と。14章で主はイスラエルの民を半分見捨てながらも、聖なる者として歩むことを求められています。主ご自身が聖なる方だからです。

<祈り>
 主よ、人間は自分勝手で創造主の心を理解できないものであります。イスラエルの民の歩みを見ても、神様が怒るのもわかります。怒る神様をなだめたモーセの存在を感謝します。現在に至っては、イエスキリストが命をもってその役割を成してくださっているため、私たちは神様に受け入れられていることを改めて考えました。神様のビジョンを見て、神様に聞きながら歩むことができるよう、私の心をまっすぐにしてください。私たちは、恵みによって神様との関係の中にいますから、今後も恵みによって人々を祝福できるようにしてください。

~ちょびっと聖書  a little Bible
※「ちょびっと聖書」は、毎日2章読みながら気づきと疑問を書き進めております。
※本日は、目を止めていただきありがとうございます。聖書の言葉は人生に大きな変革を起こす種です。また、お会いできると幸いです。
※神様、イエスキリスト、そして自分のことを見つめなおす「4つの法則」をご案内します。 https://www.japanccc.org/4sl/

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