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主の日が近づく:聖書をめぐる旅 7/18

7/18(月)
 主の日とは、イスラエルが近隣の諸国に攻められる日のようでもあり、終末の神様が地上に再臨されるときのようでもあります。主の日が何であるのか、考えさせられました。

ヨエル書1章

4かみ食らういなごの残したものを
移住するいなごが食らい
移住するいなごの残したものを
若いいなごが食らい
若いいなごの残したものを
食い荒らすいなごが食らった。
6一つの民がわたしの国に攻め上って来た。
強大で数知れない民が。
その歯は雄獅子の歯、牙は雌獅子の牙。
7わたしのぶどうの木を荒らし
わたしのいちじくの木を引き裂き
皮を引きはがし、枝を白くして投げ捨てた。
14断食を布告し、聖会を召集し
長老をはじめこの国の民をすべて
あなたたちの神、主の神殿に集め
主に向かって嘆きの叫びをあげよ。
15ああ、恐るべき日よ
主の日が近づく。
全能者による破滅の日が来る。


ヨエル書2章

1シオンで角笛を吹き
わが聖なる山で鬨の声をあげよ。
この国に住む者は皆、おののけ。
主の日が来る、主の日が近づく。
3彼らの行く手を、火が焼き尽くし
彼らの後ろには燃える炎が続く。
彼らの来る前、この国はエデンの園のようであった。
彼らの去った後には、滅びの荒れ野が残る。
何ものもこれを逃れえない。
11主はその軍勢の前で声をとどろかされる。
その陣営は甚だ大きく
御言葉を実現される方は力強い。
主の日は大いなる日で、甚だ恐ろしい。
誰がその日に耐ええよう。
12主は言われる。
「今こそ、心からわたしに立ち帰れ
断食し、泣き悲しんで。
13衣を裂くのではなく
お前たちの心を引き裂け。」
あなたたちの神、主に立ち帰れ。
主は恵みに満ち、憐れみ深く
忍耐強く、慈しみに富み
くだした災いを悔いられるからだ。

21大地よ、恐れるな、喜び躍れ。
主は偉大な御業を成し遂げられた。
22野の獣よ、恐れるな。
荒れ野の草地は緑となり
木は実を結び
いちじくとぶどうは豊かな実りをもたらす。
27イスラエルのうちにわたしがいることを
お前たちは知るようになる。
わたしはお前たちの神なる主、ほかに神はいない。
わたしの民は、とこしえに恥を受けることはない。

イスラエルに対して主の日の警告
 主の日とは、地上の所有者である主なる方が総決算をされる日だと思います。それまで人間が自分勝手な正義を振りかざして生きてきたことを、神様の基準で監査し、判定を下す日です。それゆえに、事前に神様に立ち返るように警告が発せられます。

「『主の道をまっすぐにせよ』と、荒れ野に叫ぶ者の声である。」
(ヨハネ1・23、イザヤ40・3)

 イエスキリストがこの世に来られたのは、この「警告」と同時に「救い」をもたらすためです。しかし、この警告と救いを無視すると、その先は裁きです。
神様の裁きは、イナゴのような軍隊の攻撃であり、獅子のような攻撃で、それまでのぶどう畑や都がことごとく破壊されます。
そして、
所有者である神様の統治が始まります。
それは、回復の時です。
荒れ野が緑になり、木には実りがもたらされるものです。
 私たちは、地上を自分たちの所有だと思っていますが、
はたしてこれは誰のものでしょうか?
私たち自身は誰ものでしょうか?
所有者なる方が帰ってこられます。


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