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おのおのの必要に応じて:聖書をめぐる旅 11/16

11/16(火)

列王記下12章は、生き延びて7歳で王になったヨアシュが、主の目にかなう歩みをし、献金の使い方について語っています。
詩編65編は、人間を選ばれる神様とその恵みに注目してみました。

列王記下12章 

3ヨアシュは、祭司ヨヤダの教えを受けて、その生涯を通じて主の目にかなう正しいことを行った。
8ヨアシュ王は祭司ヨヤダおよびほかの祭司たちを呼んで言った。「なぜ神殿の破損を修理しないのか。以後あなたたちはあなたたちの担当の者から献金を受け取ってはならない。それは神殿の破損を修理するために使われるべきものだからだ。」
12こうして確かめられた献金は、主の神殿の役人である工事担当者に渡され、主の神殿で働く大工、建築労働者、 13石工、採石労働者たちに支払われ、また神殿の破損を修理するための木材や切り石の買い入れに用いられた。すなわち、それは神殿を修理するためのあらゆる出費に当てられた。

→7歳で王になったヨアシュは次のように言っています。

「献金は神殿の破損を修理するために使われるべきだ」と。
ここでは、神殿の破損を修理する献金と祭司たちのものとなる献金がわかれています。
当時の神殿はエルサレムにある神殿ですが、イエス様が天にのぼられた今、神殿とはキリストを信じる私たちの体です。キリストの体が壊れているとは、キリストの体に不足があるところがあり、献金がそこに用いられるということなのかと思いました。
使徒言行録に次のような節があります。

'信者たちは皆一つになって、すべての物を共有にし、 財産や持ち物を売り、おのおのの必要に応じて、皆がそれを分け合った。 '(使徒言行録 2:44-45)

献金が2種類ありそれらを使う働きが異なるように、神殿を建て上げる役割をする人と、祭司の役割が異なっているようにも思いました。

そして、神様は神殿を修復する必要と、祭司の生活を支える必要の両方を備えてくださる方です。

人々の救いは、この世の政治や経済の力ではなく、神様の交わりの中に人々を招くことにあるようにも思わされました。

詩編65編

5いかに幸いなことでしょう
あなたに選ばれ、近づけられ
あなたの庭に宿る人は。
恵みの溢れるあなたの家、聖なる神殿によって
わたしたちが満ち足りますように。

→神様は人を選び、ご自分のそばにおいてくださいます。
私たちは、まったく資格も血筋もありませんでしたが、
ただ、イエスキリストの十字架の贖いによって、神様につながる者とされました。
日曜ごとの礼拝は、神様のそばに近づくことでもあります。
栄光の神様の前に近づけること、そのものが素晴らしいことです。
そして、神様につながる故に、天の恵み受けられることを感謝します。

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