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低くされている者を:聖書をめぐる旅 1/28

1/28(金)
 ヒゼキヤ王の改革は、今までのしがらみを取り除き、まっすぐに前進します。それは、今までガラクタでいっぱいだった部屋の大掃除をした時のようです。そして、主に立ち返った民は、自分が得るための人生からささげる人生へと変えられています。詩編138篇は、神様が見ておられる視線を考えてみました。

歴代誌下31章 

1このようなことがすべて終わると、そこにいたすべてのイスラエル人はユダの町々に出かけて、石柱を砕き、アシェラ像を切り倒し、聖なる高台と祭壇を破壊し、ユダ全土、ベニヤミン、エフライム、マナセからそれらを徹底的に除き去った。こうしてイスラエルの人々は皆、それぞれ自分の町、自分の所有地に帰って行った。
2ヒゼキヤは祭司とレビ人の組分けを行い、その組ごとに、主の陣営の門の中で、祭司とレビ人がそれぞれの任務に従って焼き尽くす献げ物や和解の献げ物をささげ、感謝し、賛美しながら奉仕するように定めた。
5この命令が伝わると、イスラエルの人々は穀物、ぶどう酒、油、蜜など、畑のあらゆる産物の初物を大量にささげ、またあらゆる物の十分の一を大量に運んで来た。
20ヒゼキヤはユダの全土にこのように行い、自分の神、主の御前に良い事、正しい事、真実な事を行った。 21彼は神殿における奉仕について、また律法と戒めについて、神を求めて始めたすべての事業を、心を尽くして進め、成し遂げた。

→ヒゼキヤの3本目の矢は、町々の石柱や、アシェラ像を壊し、偶像に供え物をささげていた聖なる高台と祭壇を壊すことでした。
さらに組ごとに分けて、神殿での奉仕をはじめました。
また、祭司やレビ人の生活を守るために、10分の1のささげもの、あらゆる産物の初物を大量にささげました。
 ヒゼキヤの歩みは、私たちの人生を立て直すためにも、一つのお手本となります。
1宮を清め、礼拝をはじめる 
2全員をあつめて、過ぎ越しの祭りを行う 
3偶像を壊し、信仰の道をまっすぐにする。
 そして、神様にささげる人生に切り替える。
今日、私自身も主に与えられた人生を喜んで、ささげつつ前進したいと思います。感謝です。


詩編138編

6主は高くいましても
低くされている者を見ておられます。
遠くにいましても
傲慢な者を知っておられます。
7わたしが苦難の中を歩いているときにも
敵の怒りに遭っているときにも
わたしに命を得させてください。
御手を遣わし、右の御手でお救いください。

→神様が高いところにいて、下々の人間の生活の機微に耳を貸さない方であるなら、私は今この文章を書いていないです。
不思議なことに、神様は遍在される方です。
遍在とは、同時にいろいろな場所に存在される方です。
ですから、高いところにおられていながら、私たちの苦難の中にも一緒におられる方です。
失われた一匹の羊の元に、駆け付けてくださる方が、
私たちの主なる方です。
だからこそ、私たちも親しみを込めて、主の前に集うことができます。
今日、この低くされている者を見てくださる神様に、感謝します。


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