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王の帰還:聖書をめぐる旅 1/20

1/20(木) 
 歴代誌下23章、ダビデの血を引く王が途絶えたかのような時期、神様の計画は敵の見えないところで着々と進み、本来の王であるヨアシュを王位につけます。そして、政権をわがものにしていたアタルヤを退けます。
 詩編130編は、神様の赦しの恵みを考えてみました。

歴代誌下23章 

1七年目に、ヨヤダは決意を固め、百人隊の長たちエロハムの子アザルヤ、ヨハナンの子イシュマエル、オベドの子アザルヤ、アダヤの子マアセヤ、ジクリの子エリシャファトを連れて来て、彼らと契約を結んだ。 2彼らはユダを行き巡り、ユダのすべての町からレビ人とイスラエルの氏族の長を集めてエルサレムに帰って来た。 3全会衆が神殿の中で王と契約を結ぶと、ヨヤダは彼らに言った。「見よ、王の子を。主がダビデの子孫について言われた言葉に従って、彼が王となる。 4あなたたちがなすべきことはこれである。あなたたちのうち、祭司もレビ人も、安息日が出番に当たる者の三分の一は門衛となり、 5三分の一は王宮の中に、三分の一は礎の門にいなければならない。
16ヨヤダは、自分とすべての民と王との間に、主の民となる契約を結んだ。 17すべての民はバアルの神殿に行き、それを祭壇と共に破壊し、像を打ち砕き、バアルの祭司マタンを祭壇の前で殺した。 18祭司ヨヤダは主の神殿の監督を祭司とレビ人にゆだねた。彼らは、ダビデの指示に基づく祝いの歌をもって、モーセの律法に記されているとおり、主に焼き尽くす献げ物をささげるために、ダビデが神殿に配置した者たちである。


 祭司ヨヤダは、アハズヤが死んでから7年後に一念発起します。正当な王位継承者としてひそかにかくまってきたヨアシュを王位につけることです。
 彼は仲間を集め、彼らと契約を結びます。その後、南ユダのすべての町からレビ人、イスラエルの氏族の長を集めて帰ってきました。
彼らとともに、王位が継承されたことを宣言するためです。これらは、ソロモン王が即位したときの様子に似ている気がしました。
 ダビデの子孫に王位を継がせるという神様の計画は、ここに達成します。
 神様の知恵そしてその実行力はすばらしいと思いました。


詩編130編

3主よ、あなたが罪をすべて心に留められるなら
主よ、誰が耐ええましょう。
4しかし、赦しはあなたのもとにあり
人はあなたを畏れ敬うのです。
7イスラエルよ、主を待ち望め。
慈しみは主のもとに
豊かな贖いも主のもとに。
8主は、イスラエルを
すべての罪から贖ってくださる。


 詩編129編で人間を縛るものについて、考えました。
ある意味、人間は悪魔のだましによって、自分で自分が価値のないものを思わされ、自分にはやり直しができないと思わされ、そしてそういう考えしかできない自分がどうしようもない・・・と思わされている存在です。
主は、この鎖を断ち切られる方です。
 悔い改めという言葉がありますが、
自分の罪を認め、神様の前に赦しを乞う行為です。
このこと自体は、人間にとって大変なことですが、
その本質は罪の奴隷から解放される行為であり、神様の恵みです。

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