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「土の祭壇」出エジプト19章 20章 ~ちょびっと聖書  a little Bible

10/21(金)出エジプト19章 20章
<祈り>
 今日イエスキリストによって開かれた死と復活の道によって、信じる者が聖なる国民として召されていることを感謝します。また、神様ご自身が苦しみに耐えられる方であり、神様ご自身に栄光があるように素朴な祭壇を望んでおられることを知りました。
 夜空に輝く星をはるかに超えた存在である神様が、私たちの心の叫びに耳を傾け、共に苦しみに耐えてくださる方であることを感謝します。
今日、神様の働きをすることができますように、導いてください。
 今日、ちょびっと聖書をご覧になった方に、祝福がありますように。イエス様のお名前で、お祈りします。

<気づき>
・19:5今、もしわたしの声に聞き従い
わたしの契約を守るならば
あなたたちはすべての民の間にあって
わたしの宝となる。
世界はすべてわたしのものである。
6あなたたちは、わたしにとって
祭司の王国、聖なる国民となる。
これが、イスラエルの人々に語るべき言葉である。」

 「聖なる国民」というフレーズは新約聖書にもあったなあ・・・と探してみると、ペトロの手紙Ⅰ2:9にありました。
「9しかし、あなたがたは、選ばれた民、王の系統を引く祭司、聖なる国民、神のものとなった民です。」
ここでは、神様の業として、かつて神の民ではなかったが、今は神の民であり、哀れみを受けなかったが今は憐みを受けていると、異邦人が恵みの中に入っていることが記されています。

・20:5あなたはそれらに向かってひれ伏したり、それらに仕えたりしてはならない。わたしは主、あなたの神。わたしは熱情の神である。わたしを否む者には、父祖の罪を子孫に三代、四代までも問うが、 6わたしを愛し、わたしの戒めを守る者には、幾千代にも及ぶ慈しみを与える。
 「熱情」の神の熱情とは、英語で「パッション」と訳されるそうです。これは「情熱」という意味だと思っていましたが「苦しみに耐える」という受難の意味を含んでいるそうです。これはイエスキリストの十字架の死につながる言葉です。

・20:24あなたは、わたしのために土の祭壇を造り、焼き尽くす献げ物、和解の献げ物、羊、牛をその上にささげなさい。わたしの名の唱えられるすべての場所において、わたしはあなたに臨み、あなたを祝福する。
 「土の祭壇」に注目しました。自然石の祭壇のイメージはありましたが、土の祭壇とここに書いてあります。何故土なのか?エジプトのピラミッドの石を切り出す文化を知っているイスラエルの民に、土の祭壇を作れという命令は、神様ご自身以外に人々の注意がそれることを望まなかったことにあるようです。祭壇や人ではなく、神様ご自身に栄光があることを望んだのだと思います。


~ちょびっと聖書  a little Bible
※「ちょびっと聖書」は、毎日2章読みながら気づきと疑問を書き進めております。
※本日は、目を止めていただきありがとうございます。聖書の言葉は人生に大きな変革を起こす種です。また、お会いできると幸いです。
※神様、イエスキリスト、そして自分のことを見つめなおす「4つの法則」をご案内します。 https://www.japanccc.org/4sl/

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