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あなたたちはもう終わりだ:聖書をめぐる旅 7/13

7/13(水)
 ホセアが遣わされて北イスラエルの祭司や指導者に対して、神様が警告を発しています。本来の祭司が、祭司の役割を果たすことを求めています。 


ホセア書5章 

1祭司とイスラエルの指導者よ、よく聞け。
王家の者たちよ、聞け。
あなたたちはもう終わりだ。
あなたたちはミツパとタボルで、
民をたぶらかして偶像に走らせた。
2心の曲がった者は、
深い穴を掘って彼らをその中に落とし込んだ。
しかし、決して忘れるな。
わたしは必ずあなたたちを懲らしめる。
3あなたたちの邪悪な行いはすべて見た。
イスラエルよ。
売春婦が夫を置き去りにするように、
あなたたちはわたしを捨てた。
全身汚れきっている。


ホセア書6章

6いけにえはいらない。
わたしを愛してほしいのだ。
ささげ物もいらない。
わたしを知ってほしいのだ。
10まさに、わたしは
イスラエルの中に恐ろしいことを見た。
エフライムは他の神々を追い求め、
イスラエルはとことんまで身を汚している。
11ユダよ。あなたたちにも、
重い刑罰を刈り入れる時がやってくる。
わたしはあなたたちを、
どれほど祝福したかったことか。

 祭司というのは、レビ記によると神様への礼拝をつかさどるものです。
神様によって選ばれ、水で洗って身をきよめ、聖なる装束をつけました。人々は、祭司によって神様に礼拝をささげることができました。
 しかし、この時代の祭司は、真の神様を礼拝するのではなく、偶像を拝んでいました。これではまったく祭司の役割とは異なります。
神様はいけにえも、ささげものもいらないと語られます。
神様が求められているのは、神を愛し、神を知ること。
「心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。」(マタイによる福音書22章37節)です。
 新約聖書には、イエスキリストこそが真の祭司であることが書かれています。そして、驚くべきことは、イエスキリストを信じる者を、神様は祭司とされるとあります。
「あなたがた自身も、神に喜ばれる霊のいけにえをイエス・キリストを通して献げる、聖なる祭司となります。」(ペテロの手紙第一2章5節)
恵みの時代に生きていることに感謝しつつ、自分自身の役割に生きたいと思います。


<参考文献>聖書チャンネルBRIDGE


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