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神の知恵によって:聖書をめぐる旅 2/9

2/9(水)
 エズラ記7章では、ようやく主人公がバビロンからエルサレムに帰還します。また、詩編は最後の150章になります。主を賛美することの意味を改めて感じました。 

エズラ記7章 

1aこれらの事があって後、ペルシアの王アルタクセルクセスの治世に、 6aエズラがバビロンから上って来た。
6bエズラは、イスラエルの神なる主が授けられたモーセの律法に詳しい書記官であり、その神なる主の御手の加護を受けて、求めるものをすべて王から与えられていた。
25エズラよ、ゆだねられた神の知恵によってあなたは治める者と裁く者を任命して、ユーフラテス西方のすべての民、あなたの神の律法を知るすべての者を治めさせ、律法を知らない者にはあなたたちは教えを授けよ。


 神殿が出来上がった後に、エズラ記の主人公エズラが登場します。彼には、ペルシャの王から大きな権威が与えられています。
一つは、イスラエルの民でエルサレムに行くことを望む者は、一緒に行って良いこと
一つは、神殿に必要なものは国庫負担で用意してよいこと
  (エズラの要求にユーフラテス西方の全財務官が応えること)
一つは、神殿に仕える者には、年貢や税金をだれも課さないこと
ある意味、エズラにとって条件が整ったうえでの派遣です。

 そして、彼に求められていることは、神様の知恵によって、このユーフラテス西方の地域を治めることです。人間の王ですら、彼の主の戒めと掟の言葉に精通したエズラの力によって、この地域を治めることが期待しています。
天国と地上をつなぐ役割を担っている私たちも、キリストの十字架ですでに勝利が与えられていることを考えると、このエズラに共感します。

 ただ、この壊れた神殿再建から、エズラがエルサレムに帰還する間に、エステル記があり、エズラ記では表現されていませんが主を信じる者の命がけの取組の上に、このエズラの登場があることを心に留めたいと思いました。


詩編150編

1ハレルヤ。聖所で
神を賛美せよ。
6息あるものはこぞって
主を賛美せよ。
ハレルヤ。


詩編が最後の章までたどり着きました。
私が思わされたことは、主を賛美することは、私達の力、ということです。
聖所における真の礼拝は、贖いの捧げものと賛美があるものだと思いました。
それは、「キリストの十字架」と「賛美」です。
「息あるものはこぞって
主を賛美せよ。」
にアーメンと強く同意します。


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