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「彼らにも油を注ぎ」出エジプト39章 40章~ちょびっと聖書  a little Bible

11/10(木)
<祈り>
 祭司の衣装として用いられた亜麻は、強くて耐久性に優れ、通気性がよく汚れが付きにくい特徴がありました。幕屋に仕える祭司には衣類も最高のモノが用いられています。そして、祭司は油によって聖別され、臨在の幕屋に入るには水で清められる必要がありました。油や水はのちに来られる聖霊様を象徴しているようにも思います。イエス様が天に昇られ、今日イエス様を信じる一人一人の内側に聖霊様が住んでくださる時代に入りました。感謝します。聖霊様、今日も歓迎します。御心を明らかにし、私たちを導いてください。
 今日も、ちょびっと聖書に目をとめてくださった方に、神様の祝福がありますように。イエス様のお名前でお祈りします。

<気づき>
出エジプト39章
・27また、アロンとその子らのために、縁取りをした亜麻の長い服、 28亜麻のターバン、亜麻の美しいターバン、亜麻のより糸で織ったズボン、 29亜麻のより糸で織った飾り帯、すなわち青、紫、緋色の毛糸を使ったつづれ織を作った。主がモーセに命じられたとおりであった。
 アロンとその子らは亜麻の長い服、亜麻のターバン、亜麻のズボンに、亜麻の帯と祭司の衣類として亜麻が用いられています。明治時代の札幌でも亜麻の生産がさかんで、いくつもの亜麻工場があったことを聞いたことがあります。亜麻の繊維・リネンは強度と耐久性にすぐれ、吸水速乾性が高く、汚れが付きにくいという特徴があるそうです。聖書の中には、旧約の祭司の衣装として用いられたことと、新約では墓にほおむられたイエスキリストの体を包んだ布が亜麻だったと記憶しております。

出エジプト40章
・13アロンに祭服を着せ、彼に油を注いで聖別し、祭司としてわたしに仕えさせ、 14彼の子らを前に進ませ、これに衣服を着せる。 15あなたは、彼らの父に油を注いだように、彼らにも油を注ぎ、わたしに仕える祭司としなさい。彼らがこのように、油を注がれることによって、祭司職は代々にわたり、永遠に彼らに受け継がれる。
・31その水でモーセ、アロンおよびその子らは、自分の手足を清めた。 32彼らが臨在の幕屋に入るとき、あるいは、祭壇に献げ物をささげるときは、水で清めるのを常とした。主がモーセに命じられたとおりであった。

 油による祭司の聖別、そして臨在の幕屋に入る前の水による手足の清めが記されています。イエスキリストの香油をそそがれたこと、イエスキリストが弟子の足を洗われたことをイメージします。出エジプト記では幕屋に神様がやどっていますが、イエスキリストが天に昇られてからは、人間の内側に神様がお住まいになるという恵みの時代になります。これは、どこでも人間が神様に祈ることができることにもつながると思いました。

・ 35モーセは臨在の幕屋に入ることができなかった。雲がその上にとどまり、主の栄光が幕屋に満ちていたからである。 36雲が幕屋を離れて昇ると、イスラエルの人々は出発した。旅路にあるときはいつもそうした。
・38旅路にあるときはいつも、昼は主の雲が幕屋の上にあり、夜は雲の中に火が現れて、イスラエルの家のすべての人に見えたからである。

 イスラエルの民は、主の雲に導かれた故に荒れ野の40年間も安心できたのでは・・・と思いました。



~ちょびっと聖書  a little Bible
※「ちょびっと聖書」は、毎日2章読みながら気づきと疑問を書き進めております。
※本日は、目を止めていただきありがとうございます。聖書の言葉は人生に大きな変革を起こす種です。また、お会いできると幸いです。
※神様、イエスキリスト、そして自分のことを見つめなおす「4つの法則」をご案内します。 https://www.japanccc.org/4sl/

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