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やめていただきたい:聖書をめぐる旅 3/20

3/20(日)
 ヨブ記13章で、ヨブは神様に2つのことを止めてほしいと訴えています。コヘレトの言葉は、人間が人間を支配する時代の、次の時代のことに目を向けてみました。
 

ヨブ記13章

20ただ、やめていただきたいことが二つあります
御前から逃げ隠れはいたしませんから。
21わたしの上から御手を遠ざけてください。
御腕をもって脅かすのをやめてください。
22そして、呼んでください、お答えします。
わたしに語らせてください、返事をしてください。


 ヨブが神様に、申し立てています。
2つのことをしないでほしいと。
 一つは、神様の御手を遠ざけてほしい。神様の御手が自分に災いをもたらしているとヨブは思っているようです。
しかし、神様の御手は、むしろ祝福の源のように思います(ヤベツの祈りで、御手が共にあって禍から遠ざけてください)。でも、御手は時に悪い者には、重く押しかかるのかもしれません。ヨブは、この禍いに目に見えない背景があることを認識しているようです。
 もう一つは返事をしてください。これだけ、叫んでいるのに、「神様、何故答えてくださらないのですか?」
時々挨拶をしても、反応のない人がいます。忙しいということなのかもしれませんが、ちょっと残念な気持ちになります。
神様が私たちの声なんて聞いてくれないと思うかもしれませんが、小さな声も神様は聞いていてくださいます。ただ、このヨブに、神様は今語ろうとはされていません。
 私は、聖書の言葉、そして神様が作られた自然から神様が語られていることに耳を澄まそうと思います。
 ヨブ記の問答から神様が語られることはどんなことでしょう?
 


コヘレトの言葉8章

9わたしはこのようなことを見極め、太陽の下に起こるすべてのことを、熱心に考えた。今は、人間が人間を支配して苦しみをもたらすような時だ。

 コヘレトは、今という時を人間が人間を支配し、苦しみをもたらす時だとしています。では、未来はどう見ていたのでしょう?この世の視点では、未来がどうなるのかはわかりません。
 しかし、聖書を読み進めると、未来は神様が直接人間を統治する時代が記されています。今はブドウ畑の持ち主が、雇人に畑を任せて旅立っているような時です。ブドウ畑の持ち主、オーナーが戻ってこられる時があります。私たちは、オーナーから任されて、この世を治めていることを忘れてはいけないと思いました。

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