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枕もとにて:聖書をめぐる旅 9/14


9/14(火)
 ダビデの居場所をサウル王に密告した者があり、サウル王は3000の兵を率いてその場に向かいます。ダビデはどう対応したのでしょう?
 詩編は、新約聖書につながるキーワードがでてきました。


サムエル記上26章

ダビデ と アビシャイ は 夜、 兵 たち の ところ に 来 た。 見る と、 サウル は 幕営 の 中 で 横 に なっ て 寝 て い て、 彼 の 槍 が、 枕 もと の 地面 に 突き刺し て あっ た。 アブ ネル も 兵 たち も、 その 周り に 眠っ て い た。
ダビデ は 言っ た。「 主 は 生き て おら れる。 主 は 必ず 彼 を 打た れる。 時 が 来 て 死ぬ か、 戦い に 下っ た とき に 滅びる か だ。
主 が 彼ら を 深い 眠り に 陥れ られ た ので、 みな 眠り込ん で い た ので ある。


→このシーンは、サウル王の息子ヨナタンが、部下と2人で崖をよじ登って、サマリアの軍勢に大混乱を起こしたことを彷彿させます。ダビデとアビシャイがサウル王の軍勢の中に忍び込み、なんと王様の枕もとの槍と水入れをもって、立ち去ります。
ここでも、ダビデはサウル王を殺せる機会があるのに、あえてしません。ただ、神様が油注がれた者は神様ご自身が手をくだされることをダビデは信じています。そして、人に対する哀れみは、自分に向けられる哀れみでもあることを宣言しています。

今日、 私 が あなた の いのち を 大切 に し た よう に、 主 は 私 の いのち を 大切 に し て、 すべて の 苦難 から 私 を 救い出し て ください ます。」

詩編2章

私 は 主 の 定め について 語ろ う。   主 は 私 に 言わ れ た。  『 あなた は わたし の 子。   わたし が 今日   あなた を 生ん だ。 8 わたし に 求め よ。   わたし は 国々 を あなた への 002 ゆずり として 与える。   地 の 果て の 果て まで   あなた の 所有 として。あなた は   鉄 の 杖 で 彼ら を 003 牧 し   陶器 師 が 器 を 砕く よう に 粉々 に する。』」
幸い な こと よ   すべて 006 主 に 身 を 避ける 人 は。

→キーワードは「鉄の杖」です。黙示録の中に、鉄の杖を持って人々を牧する方が登場します。この方こそイエス様です。詩編の2章と黙示録がつながっていることに、一つの感動があります。聖書は複数の人によって書かれていますが、聖霊様の導きによって書かれているといいます。歴史や空間を超えて、神様の御心は行われていることがわかります。ハレルヤ!


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