NLPトレーニング受講記録 #7(最終回)
はじめに
今回は最後のセッション。忙しいなか、やまとさんがまた時間を作って参加してくれました。学び深いフィードバックを二人からいただき、自分と向き合う時間になりました。
チェックイン
冒頭2時間くらい、贅沢にチェックイン。今までのトレーニングで難しかったことや自分がなぜそれを難しいと感じるのか、という話から始まり、自分に自身が持てない、生きにくいことがNLPを学ぶきっかけだった、という話をしました。2人の経験豊かなコーチに、本音のフィードバックをもらうことができたことで、一層自分と向き合うことができました。また、そんなに気負う必要がなく、そのままの自分もきちんと評価する。という忘れていた、大事なことを思い出させてもらいました。いままでの経緯が重なってなのですが、このチェックインの時間が最も贅沢だったと感じています。
吹野さんが未だにパートの講座に出席して研鑽を続けている、まだわからないことがある。という話を聞かせてくれたり、ロジャースの傾聴は、聞くのみ、クライアントに何も与えないことでその人が気づいて得ていくというその人の人生を奪わないこと。完全には癒やされないかもしれないという虚しさを乗り越えた先の、でも向かい合っていること、に意味があることに気づくこと、等をお話を聞かせてもらいました。
やまとさんからは、自分の発言の危うさ、についてのフィードバックを貰いました。僕らは弱い、余計な一言を言ってしまうことで相手が壊れてしまうかもしれないというリスクを軽視している様に見える。壊さないように、そこを大事にした方がいい、と思ったタイミングで質問をしている気がするので、留意したほうがいい、という趣旨のフィードバックでした。あとは、ワークのゴールを意識しすぎているので、枠を外して、どこに行くかわからないが、相手が行きたい場所に行くことを尊重する、といった意識も重要だと教えてもらいました。また、「もっとできるではなく、今、実できているということに意識を向ける感覚が足りないのかもしれないと思った」との言葉も貰い、あー、いまここ、に目を向けられてないなーという、ことを思い出させてもらいました。
パーツインテグレーション1回目(プラクティス実践)
やったこと
前回に続きパーツインテグレーションです。説明は割愛させていただきます
やってみて気づいたこと
今回は待つ、ということを意識して、NLPのスクリプト以外の言葉を使わないようにしたこともあり、クライアントが潜在意識に入っていることがやっていても感じることができた。フィードバックとしては、待ちすぎたことで逆にやりにくかったという点もあり、実践を通じて待つことのいい塩梅を掴んでいく必要があるなーという反省はありました。
ただ、潜在意識優位にするためのミルトン・モデルの言葉使いがうまくできたことで、出てきてくれた自分の一部(パート)の肯定的な意図を合わせていくことができたと思います。
モデリング
やったこと
1)まねるモデルを決める
2)モデルが画面に写っているイメージをする、より具体的にイメージすることがポイント
3)画面のモデルの顔が自分になっていることをイメージする
4)画面に自分が入って、モデル自身になるイメージ
5)モデル自身になりきって、モデルのふるまいを精緻に真似る
6)画面から戻って自分自身になる
7)モデルになっていた際の自分の気づきをふりかえる
やってみて気づいたこと
ロールモデルの考え方とにている印象。その人のふるまいを真似ることで、その人の考えも手に取るようにわかる気がする。気持ちの面での変化もあり。時間が立っていくうちに、どんどん同化していき、小さなふるまいのひとつひとつの意味合いが非言語かしても入ってくる感じ。見えるものが変わる感覚が得られたのは面白かった(普段いかに偏った視点でしか物事を見ていないのだなーという感覚)
やったみて気付いたこと
パーツインテグレーション2回目(プラクティス実践)
やってみて気づいたこと
自身としてはフレームにこだわらずに自由にできた感じ。聞くことに注力できた感じ。受け止めた。尊重した。自分がケアしなければというような気持ちを一旦横において、受け止めることに注力した。
受けたフィードバックは下記。クライアントにも一部伝わっていることがわかり、今の改善の方向性でいいという実感をもてた
前回と違って程よい感じでやっている感じでした。
抵抗感はなかった
(気持ちを)すくい上げているという感じがあった。
終わって不思議な感覚で、(パートは)一体化はしてないが、混ざり合っている。
変化はあった。考えすぎてない。
おわりに
自分自身に自身が持てなかったり、周囲の評価を気にして動けなかったり、なんとも言えない生きにくさを感じていまいた。NLPがケアの要素もありそんな生きにくさの解消を手助けしてくれる武器をくれると思って学び始めました。途中、生きにくさを抱えているのは自分だけではないということがわかったり、そのメカニズムが言語化できたり、解消するための道具が増えていったりしました。そして純粋に向き合えそうだという感覚を持つことができました。
でも、進めていくうちに思ったのは、武器を持ったままでは自分の心にも相手の心にも相対できない、という感覚でした。間に武器があり、コントロールしてやろう、という意識が少しでも働いている限り、うまく心に相対できない。最後のセッションでパーツインテグレーションをやった際に、思い切って武器を手放した見たら、すこしだけですが、心に相対する感覚を得ることができました。何度か感じているんですが、これは非常に興味深い体験だったです。
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