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コーチング記録 #5

 今日は5回目のセッション。学んだことがどれだけ定着しているかを試してみたくて期間を2週間から3週間に伸ばしてみました。結果的には成功。コーチからも雰囲気が変わってきたと言われ、自分としては、学んだことが日常に違和感なく取り入れられるようになってきた感覚はあります。

今回のセッションでやったこと

①スペースチェック
 いわゆる雑談ですが、非常に時間な時間。自分とコーチの互いの近況を共有して、今日のメイントピックは余裕について話すことにしました。
(余裕はどうやったら感じられるとか、どうやって作るか、とかですね)

②自己管理の話
 物理的に時間の制約があると余裕は生まれにくいという話からはじまり、そもそも余裕がないとどういう状態になりますか、という話になって、子供の話をしました。

わたし「余裕がないとき(例えば、後10分で出発しないといけないとわかっているのに子供がご飯も食べず、着替えもせずに遊んでいるようなとき)には、怒って言うことを聞かせてしまいます。

コーチ「余裕があるときには?」

わたし「余裕があるときには、相手を観察して「なんで遊んでいるのか」を観察して、理解しようとすることが多いです」

コーチ「相手を知ろうする意志があることは、相手に伝えている?」

わたし「あ、伝えたことはないな」

 コーチとこの件について話した気付きとしては2点。1点目は「自分が子供のことを知りたいと思っていて、それを子供に伝えてなかったこと」。2点目は、「子供についてのこの件に関しては、ある瞬間のみを切り取ってコントロールしようとしていたこと」。時間軸をもっと長く取って、双方の理解が進められればもう少しうまくやれそうな気がしました。
 個人的には、「自分は子供のことを知りたいんだ」という想いを言語化出来たのが大きい。このワードが思い出せれば、カッとなったときにも我に帰れそうな気がしました。

終わってから考えたこと

①対話の起点
 余裕の話から、対話の起点について考えました。互いに話したいことが溢れていると、耳を塞いで言いたいことを言い合う感じになることが多くて、対話という感じになりにくいのかなと思いました。過去のアジャイルコーチでの失敗としては、自分がコーチングモードではなくティーチングモード、相手も言いたいことがたくさんあるけど、歩み寄る余裕(余白)がない状態になったことがありました(その後、関係は改善することが出来ました)。なので、一旦はセルフネジメントできる自分側に余裕を持って聞く姿勢を持つのが重要だと思いました。(こう書くと、当然過ぎてなにをいまさら、と怒られそう)

名称未設定のノート-20

②コーチングを受けてきて思ったこと
 コーチングの領域って広大だと思うので、一度に全体にフォーカスを合わせられないのかなと思っていて(もしかすると体系的に座学で学ぶ場合にはそうでもないのかも)、セッションごとのトピックに合わせてコーチングの重要な概念を紹介してもらっている感じです。これが虫眼鏡でトピックを拡大して解像度を上げているイメージに近いです。
 フォーカスを当てると一般的、もしくはコーチの表現での言葉にピントが合うんですが、理解が進んで自分の体験をつなげていくと、言葉が変わります。で、変わった瞬間から結構自分で使えるようになります。そして、新しく定義した言葉は、自分の理解が進んでいくうちにまた変わって、そのうちに、言葉じゃない状態で意識できるようになる気がしています(まだここまで言ってはいないですが)
 なんか、これがスクラム開発の概念に近い気がして、おもしろいな!!と思ったのが終わってからの終わってからの気づきです。自分がスクラム開発のフレームでしか考えられていないのかもしれないですが。。。
 全体像は明確には言語化できないですが、ビジョンとしては共有出来ていて、各概念をFeatureに例えると、セッションごとにコーチとモブで具体化してリリースすると、そこがセンターになって周囲の関係性が具体化される。踏まえて都度都度、優先度を考えて次にリリースするFeatureを考える。他の概念が出揃うと、過去に明確化した概念の意味合いが見直され、名前すら変わる可能性もある。
 最後のスクラムの下りは、まだ行き過ぎた妄想ですが、毎セッションごとに自分にとって重要な概念の解像度が上がって、関連が出来てきていることは強く感じます。

名称未設定のノート-19


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