見出し画像

児童手当でもらえる金額は200万円!

はじめに

私は、会計事務所で15年間働いています。税理士ではありませんが、税務・会計に従事することで、お金にかかわる様々な知識を得てきました。

今までは知識を得るだけで、その知識をどこかに発信することはありませんでしたが、私自身の中で整理する意味でもこれからこの場で私が整理した内容を発信していきたいと思います。

児童手当ってなに?

児童手当は児童を養育している方が受給することができる手当です。
わが家にも子供が2人おり、児童手当を受給していますが、
改めて現在の児童手当の仕組を整理してみました。

  • 子供が中学校修了するまで受給(0歳から15歳に達した後、最初の3月31日まで)

  • 10月、2月、6月に4か月分受給

  • 受給者の所得により受給額が変わる
    (世帯所得ではなく、受給者の前年度の所得で判定される)

所得制限限度額・所得上限限度額について

(所得制限の収入については、あくまで目安で給与収入のみで計算しています。)

子ども家庭庁 児童手当制度のご案内

扶養が2人の場合(こども2人、配偶者が働いていて扶養範囲外とすると)この収入の目安によると、917.8万円までは満額受給できますが、そこを超えると5,000円/月に減額され(特例給付)、1,162万円を超えると支給なし(特例超過)となります。

また、満額受給し続けたとすると、
こども2人まではトータルで198万円、3人目からは252万円受給できます。

文部科学省の令和3年度における子供の学習費調査によると、幼稚園から高等学校まで全て公立に通った場合の学習費総額は574万円で中学校までの学習費は420万円(574万円-154万円)のようです。
児童手当がトータル198万円ですから、全て公立に通った学習費のおよそ半分を負担してくれてることになるんですね。

児童手当がどう変わる?

さて、政府は「異次元の少子化対策」を掲げ、児童手当について以下の変更案を発表しました。2023年6月に具体的内容が確定するようなので、
6月を待ちたいと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?