見出し画像

ンマーイ!

 藤子A先生の「まんが道」のデジタル版を読んでいる。
まんが道は「手塚治虫」を慕う若手の漫画家達の青春群像劇だ。読み終えるとこんな青春してみたいとおもえた。何故羨ましいと思うのだろうか?自分なりに考えてると。物をつくる作業は孤独なので喜びや不安や苦しみを一緒に共有できるシェアハウスのような環境を羨ましく思った。大家族みたいだ。

 漫画家達の住むアパート「トキワ荘」は台所が共有の為、徹夜で漫画を書く為に夜食を作ろうとすると、他にも徹夜をする仲間が集まり夜な夜なサロンのようになる。こんな暮らししてみたい。でも鬼の様な顔の編集者に、締め切りを催促されるのはごめんだ。

 VRの開発がもっと普及して憧れの時代や国、世界を擬似体験できるのなら「トキワ荘」の生活を疑似体験したい。昭和31年、東京、椎名町、四畳半。漫画家達の行きつけのラーメン屋である松葉に行き「ンマーイ!」と言いたい。

VR「トキワ荘」発売しないかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?