レイヤー読書
じぶんで文章を書くようになってから読書の方法が少しかわった。文章を書く前は、小説だったらストーリーを追っていたけれど、書くようになってからは下のように各パーツごとで読むようになった。
もっとたくさん書けば、文章を読み取る力も上がって世界の解像度がくっきりと見えるかもしれない。本の中から真似したくなるような一行を探すことは、知らない海辺の海岸でキラキラしている貝殻を探すのに似ている。
昔、舞台でみた。キャラメルボックスの芝居で「私、あなたと会うと宝物が増えてくの」って台詞があって二時間の芝居だったけれど、その一文だけがずっと忘れられなくて胸に残った。そんな一行が書きたい。
①台詞
②行動
③モノローグ
④風景描写
⑤語り
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