八犬伝序の再識のところ

p5
荘助だけ幼名がないのがなんかグッときた

〈調べた単語〉
本貫(ほんがん)
 令制で、戸籍に記載された土地。転じて、出身地。本籍。本籍地。
終始(しゅうし)
 ③始めから終わりまで全部。しじゅう。〈後略〉
審(つばら)
 くわしいさま。十分なさま。つばらつばら。つまびらか。つばらか。
狂言綺語(きょうげんきぎょ/きょうげんきご)
 道理に合わない言葉と巧みに飾った言葉。とくに仏教や儒教の立場から、いつわり飾った小説、物語の類をいやしめていう。また、転じてすさび事、戯れ言、管弦などのあそびにもいう。
具足(ぐそく)
 ①(ーする)物事が十分に備わっていること。揃い整っていること。
両三(りょうさん)
 二つ三つ。二三(にさん)。漢文または漢文直訳的な文章の中で用いられることが多く、また、漢語の名詞の上に付いて使われることが多い。現代では、漢語の助数詞とともに「両三度」「両三日」などが文語的な感じで使われるにすぎない。

メモ
・肇輯第八回の、堀内蔵人貞行が犬懸の里で子犬を得るくだりから、第十回の、義実の娘伏姫が富山の奥に入るくだりまでが全伝の発端。
・二輯三輯では、八人各々の列伝がある。
・完結まで(完結じゃなくて八人の列伝を書ききるまで、かも)2、3年くらいだろうって書いてある。馬琴先生……

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?