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2018年ウラジオストク旅行記①初めてのロシアはS7航空で

はじめに

※この記事は2018年にロシアのウラジオストクを訪れた際の旅行記です。

クラシック音楽、バレエ、絵画、演劇、文学などなど、ロシアって芸術に触れていると必ず出てくる国。
一度は行ってみたいけれど、ロシア語もロシアの習慣もわからないし、なんだかちょっと怖そうなイメージがあるんだよねー…。と、ずっと躊躇っておりました。
まずは慣れるためにとりあえず近くの街に行ってみようかなー?と選んだのがウラジオストク。日本からは結構近いので、週末+αの短い旅。

ウクライナ侵攻の四年前。
この時は今のような状況になるとは微塵も思わなかったな…。

旅の情報

期間
2018年10月6日~10月9日(3泊4日)
滞在都市
ウラジオストク
フライト
S7航空
その他注意事項
この記事の情報は紛争激化前の2018年時点の情報です。
今(2023年)行こうとする人はいないかと思いますが…現在には当てはまらない物もあると思うのでご注意ください。

事前準備

ロシアに渡航するためには事前にビザの取得が必要。
でもウラジオストク含むロシア沿海地方は8日間以内の滞在であれば簡易ビザを利用できることになっていた。
手続きはとても簡単で、ネットで必要事項を入力して申請するだけ。すべてがオンラインで済むのはありがたい!

成田空港から出発

今回のフライトも成田から。
出発前にお蕎麦をずるる!っと啜って出発準備完了!

お蕎麦とネギトロ丼!ボリューミー!

S7航空でロシアへ

フライトはS7航空。
S7航空のデザインはライムグリーンを基調としていて、飛行機もチケットもグリーンが使われていたよ。

鮮やかなライムグリーンの機体
S7航空のチケット

ウラジオストクまでの飛行時間は約2時間半。
地図で見ると北海道のわりと近くにあるのがわかる。ロシアの東の端っこですね。

ウラジオストクの位置

ちなみに時差は日本+1時間。
ん?日本より左にあるのに?って思ったけど、タイムゾーンの地図を確認すると+10のエリアに入っていたよ。

タイムゾーン(Wikipediaより)

短いフライトなので食事は軽食のみ。
サンドイッチは事前に「あんまりおいしくなかった」という情報を見てたんだけど、思っていたより美味しかった。
使われているパンは日本のサンドイッチでおなじみの白くてやわらかいパンじゃなくて、全粒粉(かライ麦)を含むしっかりとしたパンだった。多少ボロボロしたけれど、麦の香りが香ばしくてよかったよ。

軽食のサンドイッチ
パッケージが可愛い

飲み物はレモンティーを選択。ロシアといえば紅茶だよね。

レモンが生なのが嬉しい

窓からちょこちょこ外を見ていたけど、特に印象に残った風景はなかったな。

な、なにもない…!違う惑星みたい。

行ったことのない国への旅。
ワクワクしているうちにあっという間にウラジオストク国際空港に到着!

ウラジオストク国際空港ビル

空港は結構小さくて、私の乗ってきた飛行機は空港ビルのすぐ目の前に駐機。そんな距離なら徒歩でビルに入っても良さそうだけど、目と鼻の先の距離でも連絡バスに乗って移動する。
バス乗って、出発したと思ったらすぐ降車。体感十秒に満たないくらいだったと思う。駐機場と空港ビルの間には道路があってそこを渡っただけだよ。安全の為だと思うけど、バス乗る必要ある?ってくらい近かった。
これまでの人生で最短の乗車時間!

入国審査

空港ビルに入ったら、ぞろぞろと人の流れに乗って入国審査へ。
ロシア語は事前に少しだけ勉強したんだけど、文字が馴染みのないキリル文字だということと、文法の複雑さで難航。実際のところ習得状況は初級レベル未満だった。

ドキドキしながら審査のラインに並んで、書類とパスポートを審査官に提出。審査官は女性で、ずっと無表情だったけど、必要な仕事を淡々とこなしている感じで怖くはなかった。
念の為、宿泊先の予約票や帰りの航空券を準備して待っていたけど、特に何も聞かれなかった。事前に簡易ビザの申請をした時に宿泊先などは入力してあるので、特に不審なことが無ければ会話は必要ないのだと思う。

特に困る事なく審査を終えて荷物をピックアップ。もう夜なので、今日はホテルに行って寝るだけ。
この時間になるとホテルまでの移動手段はタクシーのみ。急いでロビーに向かってTAXIの予約カウンターに並ぶ。

列に並びながら「ここまでは順調だなー」って思っていたら、順番まであと少しというところで突然「受付終了」の表示が出された。
日本便到着後だったからか、ご丁寧に日本語付きだった。たしか「受付は終了しました。自分で手配しましょう」みたいなことが書かれていたと思う。

え?どういう事?って思って、周囲もざわざわしていたけれど、どうやら配車できるタクシーが全て出払った模様。そういう事もあるんだね。
しかしここで待っていても解決しない。ここはロシア。困った顔して待っていても日本のような案内は期待できないだろうからね。

入れててよかったYandex TAXI

ロシアには「Yandex TAXI」というUberみたいなサービスがあって、ロシア在住の方のブログで「めっちゃ便利だよ!」と紹介されていたので事前にアプリを入れておいた。
到着してすぐに使う事になるとは思ってなかったけど、さっそく出番がやってきたよ。入れててよかったYandex。

TAXIカウンターには早々に見切りをつけてYandexでタクシーを呼ぶ。
このアプリはUberや日本のGOと同じように、予約時に目的地が設定できる。金額も先にわかるので、運転手と複雑な会話をする必要がない。
言葉に不安がある人に本当におすすめしたい。

呼んだTAXIはすぐに空港にやってきた。
空港なので他にもタクシーがわんさかいてどれが自分の乗るタクシーなのか判別がつきにくいけど、Yandexで車の位置情報を見ながら探していけば問題なくたどり着ける。
位置情報が見れるの助かるよね。ほんと、入れててよかったYandex(←しつこいけどホント便利だったよ!)

無事に車に乗せてもらってびゅーんとホテルへ。
タクシーは自家用車っぽい雰囲気。運ちゃんは(ほとんど会話してないけど)気のいいおじさんって感じで悪くない印象だった。
ロシアの制限速度はわからないけど、大きな道路でめっちゃスピード出すのが怖かった。
でもおかげで予定よりかなり早くホテルに着けたよ。

つづく

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