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第40話 意外とあっさりだ!「ドロラ王

ここ最近店でよく見かける商品、気にはなっているが、”ドロ、コッテリ”はいかがなものだろうか。若い頃ならいざ知らず、コッテリと聞くと真っ先に胃の心配をしてしまう最近。しかもスープが絡みまくるドロドロスープ・・・。これはどうしようか。「いや、内臓は若返らないし、今から一番若い時は今。これを試せるのは今しかない」と思い胃薬覚悟で試してみようと思う。

ハマると抜け出せない、底なしの旨さ
「日清ラ王」史上最高レベルに "ドロドロ" したコッテリ鶏白湯スープが、モチモチ食感の麺や具材の鶏チャーシューに絡みつく、"ドロ、コッテリ" な一杯です。

ところでこのラ王シリーズ、袋ラーメンはよく食べていたが、カップ麺は実は十数年ぶりに食べることになろうか。昔はレトルトパウチの麺が画期的だった。それに『北斗の拳』のラオウを思い出し、えらく感動したのを覚えている。

八角形のカップが特徴的だ。レギュラーシリーズのラインナップは『背油醤油』『濃厚味噌』『麻辣坦々』『汁なし担々麺』、なんともうまそうだ。

これまで手を伸ばさなかったのが我ながら不思議である。

今日はゴールデンウィークの中頃5月2日。病院業界にはゴールデンウィークというのは存在しないようなものだ。でも上司が休みなので気が楽だ・・・トラブルが起きませんように。そんなことを思いながら午前中が平穏に過ぎた。

お楽しみの昼食時間、さっそく開封だ。

麺はノンフライ麺だ。あの懐かしいレトルト麺はもはやお役御免のようだ。画期的だった技術も時代の流れで2010年に置き換わったようだ。僕も置き換えられないように努力しないといけない。

小袋は4つ、『液体スープ』『粉末スープ』、ねぎとメンマの『かやく』と『鶏チャーシュー』だ。『かやく』と『鶏チャーシュー』を入れてお湯を注ぐ。5分待ち、スープを入れる。粉末スープを先に入れるように注意書きがされている。この順番、きちんと守らなければ。

『粉末スープ』は白くたっぷりと量がある。溶かすと鶏だしの香りが漂う。続けて『液体スープ』だ。クリアオイルと茶色いスープは味噌のようなおいしそうな香りが漂う。混ぜ込んでみるが、思ったよりもドロドロ感はない。

ではスープを一口。ざらっとした舌ざわりでマイルドな白湯味だ。意外とあっさりとしている。パッケージには『こってり』と表現されているがそうでもないように思う。

麺はさすがだ。ラ王のこだわりを感じることができる。生麺そのもののように感じる。ツルツルなめらかで、モチモチの噛み心地だ。冷めてきたためか少しずつとろみを増してきたスープが絡み、口の中で存在感を増してくる。

『鶏チャーシュー』はどうだろうか。箸でつまめばほぐれるほど柔らかい。食感は鶏むね肉という感じだ。このラーメン全体に調和のとれたトッピングだ。

僕は食べるのが遅い。スープが冷めるとともにドロドロ感は増してきて、スープはめんにねっとりと絡むようになってきた。しかし、最後まで飽きずに食べることができた。一つのポイントは塩辛くないことだろうか。パッケージのPRに身構えたが、優しい味だった。これはリピートできるな。

昼からも落ち着いた日でありますように!

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