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第65話 ハードルを下げてしまった罪な存在「あっさりおいしいカップヌードル シーフード味」

夜中に小腹がすいた時の誘惑…カップヌードル。「いかんいかん」と葛藤をしなんとか我慢する夜をいくつ超えてきただろうか。

…しかし、その努力のガードを下げてしまう、魔の商品を見つけてしまった。第62話で食べたカップヌードルのシーフードバージョンだ。

さらに罪なところは値段も安いため、つい買い物かごに放り込んでしまうところだ。

現在0:30。今日は院外会議(もちろん時間外手当は出ない)にでて帰宅は21時。夕食は残り物のおかずをビールで流し込んだ程度、炭水化物少な目だったので、満足感は足らない状態だ。

こんなとき!思い出してしまったのが「あっさりおいしいカップヌードル」だ。

さらに中学生の長男と小学生の長女が起きていたので、誘って一緒に食べることにした。この年から夜中のラーメンをおぼえさせてもいいものかと思いつつも、この背徳感を日常の勉学や部活に向けてほしいと諭してみんなで食べることになった。

立派に大義名分が立ち、こうなれば怖いものはない。心置きなく食べることにする。

お湯を注いで3分、シーフードヌードルの香りが漂う。

酒を飲んだ後のラーメンは最高にうまい。今日も至福の時を味わいたいと思う。

まずはスープを一口。ノーマルほどのクリーミーさはないように思うが、あっさりライトでうまい。

そして麺をすする。シーフードヌードルのまろやかな味が広がる。カップヌードルの薄いがしっかりつかめてボリューム感のある麺はここでも実力を発揮し、しっかりと満足感を得ることができる。

実際に食べ比べていないので、ノーマルと比べてどのくらいライトなのかは論じることができないのだが、しっかりとシーフードヌードル的味わいを楽しむことができ、かつとてもあっさりしている。

具はたまご、タコ、キャベツ、カニカマ、ねぎだ。量もまずまずだ。

夜中のカップヌードルの魅力はすごい。同時に呪いもすごく、翌日の胸やけをはじめとする身体症状に罪悪感は二日酔い並みだ。

でもこの「あっさりおいしいカップヌードルは」それを緩和してくれる救世主だ。本当は悪魔のつかいかもしれないと内心思いながらも、自らの欲求にあらがえない自分がいる。

せめて数字を見ておこうか。
普通のカップヌードルのカロリーが340kcal。この商品は276kcal。そして塩分。普通が4.7gのところ、3.8gでともに約8割だ。

普通に食べるのを8分目で抑えるにはもってこいの商品だ。だが…その安心感故、ハードルが下がってしまい、つい欲求に負けてしまう事態が発生すること間違いない。すでにこのシリーズ、数個ストックを買ってしまった…。本末転倒にならなければよいが。

最後に医療従事者らしいことを追加しておく。

塩分の摂りすぎが体に悪いと言われる理由は、塩分の摂りすぎが高血圧をはじめとするの生活習慣病の素となり、さらには脳や血管の血管を詰まらせた李、破裂させたりすることがあるからだ。

これを読んでくださる方々もカップめんが好きだと思うが塩分の摂りすぎには十分気を付けていただきたい。


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