![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77318008/rectangle_large_type_2_b01ace9aebd01f4f2a84f1c5be802066.jpg?width=800)
第37話 これは確かに最強だわ「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」
さて、今日は最近話題によく上る商品を食べてみたい。そう『日清の最強どん兵衛 かき揚げそば』だ。近所のスーパーに山のように積まれていたので「またでいいかな」と思ったのだが、夢に出てきたのでやはり食べてみることにした。
それに僕は流行りものにはあまり興味がないので、タイミングを逃すことが多い。しかし第8話のように悔しい思いをしたくないのですぐに買いに行くことにした。
このどん兵衛、ホームページでは以下のように紹介されている。
"すべてが主役" の、こだわり抜いた「最強どん兵衛」
弾力とのどごしが楽しめる "新太そば"、鰹節としょうゆの華やぐ香りが特長の6種の合わせだしを使用したつゆ、通常よりぶ厚い "鬼かき揚げ"、東京・浅草の老舗「やげん堀」で特別に調合した「特製七味唐辛子」。すべてが主役の「どん兵衛」です。
詳しくはパッケージに書かれている。引用してみよう。
華やぐ香り 6種の合わせだし(鰹節、昆布、サバ、煮干し、干し椎茸、あご)
浅草 やげん堀 特製七味唐辛子
厚さアップ サクサク旨い鬼かき揚げ
麺の弾力、のどごし 新太そば
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77318264/picture_pc_928f07a80ea146aab88a9d95aa96f108.jpg?width=800)
もうこの時点で日清さんの力の入れ具合を感じて唸ってしまう。
さて、それでは食べてみよう。さっそく開封だ。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77318281/picture_pc_86157382a3ba6ff256f1170fcb4274a2.jpg?width=800)
小袋は普通のどん兵衛と変わらず3種『かきあげ』『粉末スープ』『七味唐辛子』だ。パッケージにも「最強」がうたわれている。
そして肝心のそばだが、あのどん兵衛のどん兵衛たる薄い麺ではないのだ。「これはどうなのだろう…」。どん兵衛と言えばあの薄いのに不思議とコシがある、少々ジャンク感がくせになりそうな麺が好きなのだが、今回はその麺ではないのだ。
・・・と食べ始めるまでに前置きが長くなってしまった。
粉末スープを麺の上にあけお湯を注ぐ。
ゴールドのパッケージは見るからに豪華だ。フタの上に書かれているこだわりのポイントを読み返しながら5分待つ。
よし!
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77318334/picture_pc_5313665496d4146769c187d26192b1bc.jpg?width=800)
ふたを開けて麺をまぜ、かき揚げをセットする。いつもは天ぷらは割って乗せるが、今回は最初から投入することにした。
まずはだしをすする。見た目はやや濃い色に見える。あっさりとしていて、しっかりと深みがある。6種のだしがブレンドされているとのことだが、どれか特定の味が主張するわけではなく、見事にシンプルにまとまった味だ。渋く黒みがかった見た目の通り、引き締まった味だ。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77318354/picture_pc_a77d5d66e08954632dae42274b090911.jpg?width=800)
そしてメインのそばだ。箸でほぐす感じからして一味違う。程よくほぐれ、箸を持つ手を通して麺の柔らかさとコシを感じることができる。麺をすする。「お!」本格的だ!そばだ!プルプルとし、立体的な舌触りだ。スーパーで売っている蒸し麺などよりよほど本格的に感じる。蕎麦屋で食べるあの風味を思うと、どうしてもそこまでのものはないのだが、十分満足のそばだ。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77318398/picture_pc_aacc51d06c45c04dd705d8e61209bfb7.jpg?width=800)
かき揚げいってみよう。つゆを吸って柔らかくなったかき揚げを箸で割り、食べてみる。これは完全にかき揚げだ!カップ麺の天ぷらはスナックの感じが強いが、これはまさに天ぷらである。だしを吸って香ばしく、衣の香りとジューシーさ、具材の歯ざわりとのマッチ、感動ものである。
これまでどん兵衛と言えば、ちょっとしたジャンク感が好きだったのだが、これはまた別次元の作品だ。最強を追求する日清さんの探求心、しっかりと味あわせていただいた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?