見出し画像

適切なアンビエントミュージックを添えたい


江﨑 文武を知り、WONKを聴くように。そんな彼らのドキュメンタリーを見て、エリック・サティに出会う。

サティの本来の目的や意図は置いといて、彼の『家具の音楽』はアンビエント・ミュージック/環境音楽の歴史の火を灯す。

そして、私が大好きなブライアン・イーノ。

1978年に出したAmbient 1: Music for Airportsは、空港という場所に相応しい優しく、緊張やストレスを緩和する環境音楽だ。


今後、飛行機に乗り眠りにつく時は「Ambient 1: Music for Airports」を必ず流すと決めている。


さて、自分の置かれている状況、隣にいる人、場所、さまざまな条件によって空間に合う音楽は変わってくると感じるのだ。

その場に合った音楽が流すこと。それはゲームで言うエンチャントのような役割だと考えている。ステータス向上や魔法スキルを付加したように、充実度や幸福度が向上する。

様々な学問は、追求していくと心理学的要素が入っていくが、色も光も音も人間の心に数多くの影響を与える。

心を揺らすことのできる音楽というカルチャー。
その中でもアンビエントミュージックは、空気のように私たちの身体に染み込んでいく。

作り手の情報はあまり介入せず、音のみを全身で楽しめる。

海では海らしく。
森では森らしく。
電車では電車らしく。
家では家らしく。
雨では雨らしく。
夜は夜らしく。

適切なアンビエントミュージックを見つけ、なるべく私の生活に添えたい。

このジャンル本来の定義やアーティスト達の意図とは異なるかもしれないが、音楽は聴く瞬間が重要。その曲にあったシュチュエーションを用意し、環境音楽に役割を十分に果たしてもらう。人生のシチュエーションに合った曲を、適切に選ぶため、多くのアンビエントミュージックを調べようと思うのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?