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初心者ほど、有料音源を使おう

ここ最近、初心者の方のレッスンをすることが多かったのですが、共通して言えるのがDAW付属の音源だけで作っているという方が多かったです。

音が気にいらないから、ミックスを教えてほしい、なんて声もあがったのですが、僕はまず、ミックスよりも、いい音源をそろえてはどうか と提案しました。いい音源というのは、例えばドラム専用の音源だったり、ベース用音源だったり、それこそ、前にnoteでも書いたギター用音源だったりです。

これらはしばしば、プロ用音源なんて言われますが
これには誤解があると思っていて、こういう専用音源というのは、プロが使いこなせる音源ということではなく、実際は初心者ほど使うべきだと思います。

むしろ使いこなすのが難しいチープな音源、例えば無料音源のほうが、よっぽどプロ用音源だとさえ思います。

例えばドラム専用音源というのは、たいてい、midiでいろいろな、グルーブパターンやフィルが収録されています。
初心者の方というのは、そもそも、どのようにドラムを打ち込めばよいかわかりません。それを、midiで簡単に引っ張りだして、どのように、ドラムを打ち込むかを勉強できるというのはとても役にたちます。
ただ音が良いだけではなく、その楽器の奏法などを知ることができるのが、
こういう音源を買うメリットだといえます。

つまり、「学びになる」というところが、初心者が最も専用音源を買うべき理由だと思っています。

もちろん、それなりのお値段はするものですから、しっかりセールで買うのは当然ですが、それでも、いくつか揃えようとすると、結構な出費です。

しかし、音楽に限らずですが、自己投資というものは、どうしたって必要です、仕事道具を、けちるわけにはいかないのです。

絶対に元をとってやる。くらいの気持ちで使い倒すと、上達も早くなると思いますよ。

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