アウトプットをいかに継続するか

この前の年末、noteの投稿をサボってしまった。それまで、連続投稿を二ヶ月くらい続けていたのに。

年末は友人たちと飲みまくっていたので、その日は気づいたら投稿しないまま12時をまわっていた。うわあ・・・と思った。連続投稿は個人的にがんばっていたので、その記録が途切れたのはショックだった。雑な内容でもいいから、とりあえず投稿しておけばよかった。

連続投稿記録が切れたことから、アウトプットをいかに継続するかという話につなげていこうと思う。

樺沢紫苑さんという、精神科医でありながら作家もしているという方がいる。樺沢さんは『アウトプット大全』という、アウトプットのいろいろな方法を紹介したビジネス書を書いている。

ぼくは樺沢さんをYouTubeで知った。この方の最近の動画で、「息をするようにアウトプットをすることが、アウトプットの極意だ」という内容のものがある。呼吸をするくらい自然に、無意識にアウトプットするようにしよう、ということだ。呼吸をしない人はいない。それに、呼吸しなきゃ!と努力する人も普通はいない。アウトプットも同様だ。

文章を書くことはアウトプットの最たるものだが、ぼくは書くことに苦手意識がある。だから日々のnote投稿にも、義務感、努力してやっている感が少しある。それが、継続記録をのばせなかった、ひとつの要因なのだろう。

もう少し気楽に投稿してしまえばいいのかもしれない。ぼくの好きな本に『理科系の読書術』という本がある。ぼくの別の記事でも、何度か紹介している。その本は読書法に関する本だが、アウトプットするときにも役立つ考え方が書いてある。

この本のテーマのひとつは、読書への苦手意識をいかになくすかということだ。読書にたいする心構えは、もっと低くしていい。読書への心のハードルを下げることが読書習慣を身につけるうえで大事だ。そういうことが書かれている。

この考え方は、アウトプットにも応用できる。アウトプットというものを重苦しく考えないこと。これがアウトプットを継続する上で重要なことだ。

できるだけ完璧に近い状態にしてから投稿する。そう考えてしまうと、投稿することが重大なことに思えてしまう。

そうではなくて、レベルが低くてもいいから、まずは投稿してしまう。そうすれば、とりあえず読まれる。読まれることではじめて、他人からフィードバックをえられる可能性が出てくる。フィードバックされることで、次どうするべきかがわかる。

この点においては、学校の宿題も同様だ。ぼくは学生時代、宿題というものが大嫌いだった。しかし、今思えば、宿題は仕事の練習になっているとも思う。

仕事においても、不完全でもいいから上司や顧客にとりあえず提出(あるいは相談)してみる。そうすれば怒られるかもしれないが、「もっとこうしてほしい」というフィードバックは得られるだろう。これで先方の要求をはっきりとさせることができる。いわば、この先進むべき道がよりよく見えるようになったと言ってもいい。

ぼくは、夏休みの宿題を最終日までためこんでいた。宿題を終わらせられない子どもの典型だ。もしぼくが先生だったら、やはり「コツコツやっておきなさい」と注意するだろう。もしくは、わからないところがあったのなら、早めに質問してくれればよかったのに、と思うことだろう。

子どものぼくの間違いは、なんでも自分だけでやろうとしていたことだろう。自分ができていないという事実を、他人の目にさらすのがイヤだ。そんな恥ずかしさもあった。

たしかに自分で考えることは大事なことだ。しかし、自分ひとりでやるより、人のたすけを借りた方が効率がいい。そんな場面は多々ある。日常生活や仕事において、まわりの力を借りることは、むしろ当然のことだ。

noteにおいても、まずは投稿してみる。そして得られた反応をもとに、次回以降どうしていくかを考える。このサイクルをくりかえすことで、投稿が習慣化していくはずだ。

サポートいただけたらとても嬉しいです!どうぞよろしくお願いします🙇‍♂️