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【地域活動】米沢へ灯りをともす夢プロジェクト「竹あかり」の裏側に迫る!

『竹あかり』は日本全国で飾られています。山形県では、米沢市で竹あかりのイベントが行われていて、実は銀山温泉にも飾られていたり……

今回は米沢に来たばかりで、
米沢のことを知りたい!米沢の人と関わってみたい!と思っている方に向けて書こうと思います!

「竹あかり」を見ると不思議な気持ちになるので、米沢での暮らしを楽しみたい方にもおすすめの記事です。

本記事では、米沢で行われている『竹あかり』について紹介していきます。

🔳竹あかりとは?

竹に穴をあけて、ろうそくやLEDなどで明かりを灯す光のオブジェです。

竹あかりの活動は、熊本の「CHIKAKEN」という団体から始まりました。

そのはじまりは、「CHIKAKEN」の設立者である池田親生さん(CHIKA)と三城賢士さん(KEN)が大学で学んでいた研究室で竹灯篭のまつりと出会ったこと。

池田さんと三城さんのお二人は、みんなで汗を流し、竹灯篭にあかりを灯すまつりが、人々の意識に変化を与えた結果、まちが活性化している様子を目の当たりにしたそうです。

そこから「自分たちのまちは、自分たちで灯す」ことが結果としてまちづくりにつながっていることを実感し、竹あかりの魅力に気づいた経験が元となっているようです。

竹あかりの制作活動では、3つの「わ」を大切にしています。今回は環を紹介します。竹あかりを通して身の回りの自然を意識するきっかけをつくることにつながることを目指しているそうです。例えば利用されていない竹林が竹害となっている社会問題があります。竹あかりは竹の有効活用を提示しています。そして、竹あかりは竹を有効活用することで人々に活動の場を生み出し、自然との共生や地域活性、そして次世代へとつながる環境の循環・持続可能な社会の実現の第一歩になっています。

CHIKAKEN | 竹あかり総合プロデュース ちかけん

🔳夢プロジェクト『竹あかり×ゆき×祈り』とは?なんで竹あかりを米沢で?

「竹あかり」が米沢に来て、5年を超える活動になっているのには、実は米沢の重要な行事が関係しています!

竹あかりが米沢に来た理由は至ってシンプルというか偶然です(笑)  たまたま熊本でCHIKAKENに出会い「竹あかり」に感動したメンバーが米沢で明かりを灯そうと2017年からスタートしました。

そして、2017年の上杉雪灯篭まつりは第40回の節目の年にあたることで、様々な世代の方々が主体的にまつり準備に参画し、感動を共有できるワクワクする企画(プロジェクト)も必要だと考えました。

そこで、竹あかりを市民みんなで作り、まつり会場だけでなく市内各地で雪にあかりを灯すことで、市全体に「市民参加」「おもてなし」=「地域への愛着・誇り」の想いも生まれ、
さらにお客様にも市内周遊を楽しんでもらうことで、地域活性化にも繋がると考えました。

この竹あかりは、雪灯篭まつり記念事業だけの一過性のものではなく、
季節を問わず実施することができ、様々な地域活動の中で米沢のまちを照らし、彩りと感動を与えてくれました。

米沢の竹あかりは今年で6年目!
まさかこんなに市民の方から愛されて、さらに今も成長し続けている文化になるとは、誰も予想しなかったかもしれません......

米沢で竹あかりを始めたきっかけについては以下を引用又は参考。

🔳米沢で竹あかりを灯す想いは3つあります!

ぜひ、竹あかりを見てくださった方、作った方、これから作る方が、米沢には米沢独自のあかりを灯す想いがあることを覚えていてくださると嬉しいです!!

🔳メンバー構成

主に10代〜60代の方が幅広い世代で構成されています!

米沢女子短期大学、米沢栄養大学、東北芸術工科大学、山形大学(小白川キャンパス・米沢キャンパス)の大学生や、米沢東高校の高校生、社会人メンバーが中心となって活動しています。

なかには、山形の遊佐町や山辺町から駆けつけるメンバーもいますよ。

🔳活動内容

①市民ワークショップの開催

小学校や中学校、高校や公民館での「市民ワークショップ」を開催しています!子供から大人まで簡単に楽しく、凝るほどに面白いのでワークショップはとても盛り上がります!ここで市民の皆さんに作っていただいた竹あかりを、「上杉雪灯篭まつり」の日に会場に飾らせていただいています!

こちらは竹あかりワークショップの動画です。米沢の高校生「おたみや」が内容を紹介してくれているのでぜひ動画をご覧いただき、ワークショップの雰囲気、運営メンバーも楽しんでいる様子が伝われば嬉しいです!

②上杉雪灯篭まつりでの点灯。そして一年を通しての活動へ

毎年2月の第2土曜・次の日曜日に行われる「上杉雪灯篭まつり」では、松が岬公園一帯を主会場に約200基の雪灯篭と、1,000個の雪ぼんぼりの点灯をしています。

さらには他イベントでの演出の依頼をいただき、季節問わず点灯するようになりました。

2021年度は、5月の「東北絆まつり」は文翔館・七日町御殿場での点灯、7月の「紅花まつり」は紅花畑での点灯、「ほたるまつり」は小野川温泉での点灯をさせていただきました!

竹あかりは一年を通してのイベントとなり、市民の方々に光の演出を楽しんでいただいています!

◎上杉雪灯篭まつりは中止だったけど・・・

山建工業さんが作る巨大雪灯篭と竹あかりでコラボさせていただきました!少しでも市民の方に喜んでいただきたいという想いからこのようなコラボが実現しました。
竹あかりを飾ることに協力してくださる市民の方にはありがたい想いでいっぱいです。

🔳今後の展開

今後も「竹あかり」は冬を越えて、通年のコトとして米沢に根付いていくと思います!
ぜひ、「竹あかり」に興味を持った方、どうやって作るんだろ?もっとこうすると面白そう!と思った方は、竹あかりのFacebook、Instagram、Twitter にお声がけください!

- 個人的な想い

僕は竹あかりがイベントの時だけでなく、普段から地域の方の家で竹あかりにあかりを灯し、外灯に加えて竹あかりによって足下からも米沢のまちを明るく照らしてくれたらすてきだなぁと思っています!
夢物語かもしれませんが(笑)  夢プロジェクトなので夢を語らせてもらいました🌸

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