六甲山に登った話 16回目

皆さんあけましておめでとうございます。山ガラスです。

本日は1月2日 令和3年新春初登山です。

例年は、保久良神社から登山道に入って30分程歩いたところの風吹岩で、初日の出を拝んで、六甲最高峰を目指すのですが、今年はコロナ禍の真っただ中で、元旦の風吹岩は人が密集して密になるので、今年は取りやめました。

初日の出は前日の元旦に渦が森展望公園で拝みました。その時の写真です。

元旦初日の出

渦が森望公園からですが、ここはそんなに人も多くなく、綺麗な初日の出が撮れました。

さて本日は、年末から寒波が居座っているので、早朝は地面の凍結などを考慮して、8時前くらいに家を出ました。

岡本八幡神社と保久良神社で初詣をして、登山道に入ります。やはり2日は、初詣客も激減、人もぽつぽつとしかいません。寒波の影響もあるのでしょうか。

保久良神社か30分程で風吹岩へ、ここもすいていました。

元旦風吹岩ー1

元旦は、人で密集しますが、今日はほとんど人がいません。

元旦風吹岩ー2

風吹岩から9時頃の日の出の状態です。ハレーションも起こさず結構綺麗に撮れました。

一休みして、六甲最高峰を目指します。風吹岩を過ぎると路肩に雪が少し残っています。路面は凍結もなく歩きやすいので、トレランも絡めて進んでいきます。ただ雨ヶ峠を越えたあたりから雪深くなり、路面には雪がびっしり、しかもところどころ凍結しているので、慎重に歩を進めます。

特に本庄ダムの手前に日陰になる少し下る箇所があるのですが、そこは凍結箇所が多く結構すべるので、注意を要します。

凍結箇所をクリアして本庄ダムまでやって来ました。しばらく7月の豪雨で崩落の為、通行止めになっていた七曲りルートが開通していたので、久しぶりに七曲りを通って最高峰を目指すことにしました。

急な岩場のあちこちに雪が付着しているので、慎重に登っていきます。陽の当たるところは雪がないのですが、日陰になるところは雪が残っており、凍結もしているので滑らない様に注意して登ります。

40分位進むと、一軒茶屋の手前で7月の豪雨で崩落した箇所に突き当たりました。

崩落個所ー1

ここが崩落個所、通れないこともないように思いますが。

崩落個所ー2

上部からの写真です。下部のダムの突堤の部分まで見えています。

この箇所は上部の方に迂回するように迂回路が出来ています。ここを通過して一軒茶屋までやって来ました。

上部は完全に銀世界です。さすがに人はまばらです。

一軒茶屋元旦

最高峰に向かう舗装路の部分も20cm程度の雪で覆われていて、シューズがゴアテックスではないので、濡れると最悪の状態になるので、最高峰は行かず舗装路を通って六甲縦走路を西へ歩きます。

あまり雪深いところは避けて、やや雪が少なくなってきたところで登山道に入り、ガーデンテラスから摩耶山方面に向かいます。

六甲縦走路もすっかり雪景色です。

元旦縦走路ー1

元旦縦走路ー2

こうゆう雪の登山道を歩くのは、2回目です。雪道は少し新雪が積もったところが滑りません。ただ新雪が深い場合にはシューズが濡れますので、注意が必要です。私もシューズが防水が効いていないので、その辺は注意して歩きました。

元旦G手前

ガーデンテラス手前の見晴らしの良いところから眼下を見下ろしたときの景色です。少しかすんでいますが、よく見渡せます。これを見ると下部には雪はありません。

ガーデンテラス、記念碑台を超えて、仙谷峠のところまでやって来ました。ここからアゴニー坂を経由して摩耶山掬星台まで通じていますが、これが本日のアゴニー坂の景色です。

アゴニーー1

登山道は雪をかぶっています。ここも結構急な岩場ですが、岩も雪で覆われています。

アゴニーー2

アゴニーー3

こうゆうとところで滑らないよう注意して掬星台までやって来ました。

元旦掬星台ー1

掬星台はほとんど雪はありません。

元旦掬星台ー2

掬星台からポートアイランドの方面を見下ろしたときの景色です。夜は100万ドルの夜景です。

ここで小休憩の後天狗道に入って新神戸の方に向かいます。天狗道に入ってしばらくすると風が強くなってきました。雪と強風でかなり厳しいコンディションです。通り慣れた岩場ですが、自然の条件が厳しいと難易度が上がります。ただ標高が下がってくると風も収まり、雪もなくなってきました。

いつものように走れるところはトレイルランニングでフィニッシュを目指します。1時間強ほどで市ケ原へ、布引貯水池、布引の滝を経由してフィニッシュの新神戸に到着です。

遡行時間約7時間半、距離24kmのトレッキングでした。

今回は思わぬ雪山登山になりましたが、良い経験になりました。今年も又面白いルートをご紹介したいえと思いますので、よろしくお願いいたします。

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