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20210417 甲府戦観戦記

いつもありがとうございます。

山雅レッズです!

ではでは甲府戦の観戦記です。

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はい、ドローでした。

結果以上に内容が濃かったです。

メンバーとスタッツはこんな感じ。

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さて、戦評。

前節は不可解な判定からPKを取られ、
リズムを崩して敗退。
不運な面もあるが、良いリズムの段階で
得点を奪えない自分たちの責任もある。

対甲府戦は直近6試合で5勝1分と
相性はいいだけに、
今節はなんとしても得点を奪いつつ、
守備を立て直さねければならない。

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松本は横山が初先発。
またDFラインには大野が復帰した。
篠原と橋内の共存がどの程度機能するか、
そして、横山を生かすパスをいかに出せるかが
注目のポイントとなりそうだ。


また、WBを左右入れ替えたことにも注目だ。

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甲府ボールでキックオフ。

松本は横山が最前線からプレスをかけ、
裏を取ろうと仕掛けている。

8分松本
前が粘りボールキープもファウルを受けFK。
外山がボールを受け縦に突破しクロス。
これを鈴木が頭で合わせ松本先制。
鈴木は3戦連発!

甲府も野津田を中心にボールキープしながら
人数をかけて攻め上がる。

16分甲府
CKから弾いたボールを拾いシュート!
甲府が同点に追いつく。

両チームとも左サイドを起点に仕掛けるも
接触プレーとファウルが多くなる。

26分松本
ゴールキックからのボールを縦に繋ぎ
こぼれ球を拾った横山がシュート。

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28分松本
篠原が着地の場面で負傷。野々村投入。

31分松本
甲府の泉沢がシュートもGK圍が弾く。

34分甲府
左サイド起点でクロス。
松本は中央人数が揃っていたが
マークを外しフリーでヘッドを決められ
逆転されてしまう。

36分甲府
野津田のミドルは河合が体に当てCKへ。
これをフリーでメンデスが決め3点目。
松本はまたも守備が崩壊。
相手を全く捕まえられていない。

試合はそのまま甲府ペースで前半終了。
松本はかなり厳しい状態で前半を折り返す。

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松本は横山に変えて阪野を投入し後半開始。
鈴木と2トップにし、インサイドに前と河合。
また、両WBをポジションチェンジ。

より前にかかり中盤の動きを増やす狙いか。
松本はアンカーの位置の佐藤が
うまくボールをコントロール。
甲府もディフェンスラインで弾き返す。

63分松本
右サイド起点。
外山のクロスを阪野、下川と繋ぎ、
こぼれ球を鈴木が押し込み1点返す。

72分松本
阪野がうまくチェイスでボールを奪い
外山がクロス。
大きく左に流れ詰めた下川のシュートは枠外。

75分松本
阪野がエリア内で受けキープ。
ヒールで落として佐藤が切り返しシュート。
これは浮いてしまった。

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80分松本
外山、河合に代わり表原、米原投入。

83分松本
右WBに出た前からふわりとスルーパス。
これに鈴木が反応し3点目!!!
同点に追いつく。

87分松本
左サイドで奪い鈴木がクロス。
中央で表原が合わせるも甲府GKがキャッチ。

88分松本
右サイドで表原と前が起点になり
流れた佐藤がクロス。
これを鈴木が合わせるも決められない。

最後は松本が押し込むもそのまま試合終了。

松本は意地で追いついた。

しかし、課題の多い試合だったとも言える。

さて、各評価は以下の通り
(評価は1-5 最高点が1)

圍 4
ディフェンスとの連携ができていないように見えた。
システム的にサイドから攻められるのは仕方ないが
どうケアをし守備を動かすのかが
課題となりフリーで打たれている。
CBとともにここはGKの役割。

大野 3.5
人数をかけられた相手の攻めに対して
マークの受け渡しができていなかった。
もしくは目の前の相手に釣り出される場面も。
コーチングの声が少ないせいもあるが、
WBとの連動で対応したい。

篠原 3.5
この日はCBの左に入った。
縦へのパスのだの特徴は活かせたが、
守備面での連携ミスが目立った。
前半30分に着地の際に足を痛め
負傷退場となった。

橋内 4
前半の立て続けの失点の際は、
橋内らしからぬプレーが目立った。
ラインを落ち着かせることができず、
フリーで打たせ続けてしまった。
ウィークポイントを相手に把握されている中で
どのように立て直していくかは
彼の手腕にかかっている。

下川 3
前半は右WB、後半は左WBとしてプレー。
ともに攻撃面ではうまくできていたが、
守備面ではCBとの連動ができていなかった。
特にサイドからクロスを入れられた際に、
マークの受け渡しがうまくできず、
フリーにさせてしまう場面が目立った。
しかし、チームの2得点目には
エリア内で体を張り貢献。

河合 3
この日も左右右前後に動きながら
試合の流れを作ろうとしていた。
守備面でも中盤でこぼれ球を拾いつつ、
カットインする動きも。
もう少し相手ゴールに近い位置で
プレーさせたい。

前 2
前半はダブルボランチの位置で
後半はインサイドの位置でプレー。
前半苦しんだ分後半は浮き球を駆使し、
攻撃のチャンスを量産した。
同点となる3点目のアシストは秀逸!

佐藤 3
後半は非常にいい位置でボールを捌き、
時にはサイドに流れて追い越したり、
シュートを狙う場面もあった。
それだけに前半の飛び込む相手の
ケアができなかったのが悔やまれる。

外山 2.5
先制点のアシスト、2点目につながるクロスと
種類の違うボールを供給し
サイドから攻撃を組み立てた。
高い位置を取ることも多く難しいが、
自身の上がった後のスペースを、
どう周囲とケアするかが課題。

横山 3.5
初先発で期待も高かったが、
守備が崩壊しあまり裏に抜けられるような
パスも来なかったのは残念。
課題としてプレスに行く際、
もう1歩深く相手に寄せたい。
プレスがあまり効かなかったことで、
相手に攻撃のチャンスを与えてしまった面もある。

鈴木 1.5
前半から闘志を見せるプレーが多かった。
そして、3試合連発でハットトリックは
圧巻のプレーであるとともに、
チームと監督を救ったと言えるだろう。
4点目のチャンスも決められれば、
最高評価だった(笑)

野々村 3.5
30分に篠原の負傷を受け投入。
その後2失点に絡んでしまった。
しかし、これはラインコントロールと
コーチングのミスのため、
彼自身の責任だけではない。

阪野 2.5
後半開始から投入。
先発を外れたが後半から自身の役割を
しっかりとこなしていた。
このところ少し苦しい状況だったが、
鈴木の調子が良く活かす為のプレーで貢献。
自身のゴールも早く見たいが、
この試合の役割としては完璧だった。

米原 3
80分に河合に代わり投入。
佐藤がインサイドに上がり、
アンカーの位置に入った。
より攻撃に行く中でカウンターに備えながら
役割をこなしていた。

表原 3
80分に外山に代わり投入。
前が右WBに移りインサイドの位置に入った。
より攻撃的な仕掛けとシュートを期待され、
87分には頭で合わせる場面も。

柴田監督 4
正直、前半の流れなままでは
解任論が出てもおかしくなかった。
水戸戦、磐田戦で出た課題を
全く解決できていなかった。
試行錯誤をしていることは感じられる。
より良い方法を探って入る。
しかし、守備の約束事を減らし、
また、試合ごとに役割を変えた結果、
昨シーズン前半の守備崩壊を招いた過去を
全く生かされていない。
連戦の中で立て直しのは大変だが、
得点を取れる選手が好調なうちに、
早急に対応しないと崩壊しかねない。

総合評価 2.5
前半の流れでは絶望感さえ流れたが、
後半はなんとか追いつくことができた。
だが、守備の課題は全く解決されておらず
この点を早急に修正したい。
場合によってはGKを変えることも考えたい。

ではでは、山雅レッズでしたー|∀・)ジー |)彡 サッ!!

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