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朱美の好きなもの



※ハイキングイベントの感想です。

朱美の好きなもの、それは険しい道。
2つの道が目の前にあったとき、朱美は常に険しい道を行く。山があるなら登らなきゃ、行きたいところがあるならチャレンジしなきゃ。そんなことを言いながら小さな身体をサクサク運ぶ朱美の姿に勇気をもらう。

朱美の好きなもの、それは人との出会い。
エベレスト登頂を目指すときにも人と出会い、それをガソリンにまた登る。登りながら会話し、高山病は気の持ちようだと言ってのける。
山の上でも「この景色キレイね」「〇〇に見せてあげようかしら」と夢を膨らませているに違いない。

朱美の好きなもの、それは小さな子ども。
小さな子どもを目の前にした時の朱美はご満悦。喜びが全身で表現され、身体は2歳児と同じサイズにまで折りたたまれる。

朱美の好きなもの、それは自然の美しさ。
朱美は海のそばを歩きながら景色をアートに例える。暑いけど空が青いなとかそういうテンションじゃない。誰がこの作品の作者なのかしらとかそういうテンション。自然と向き合うたのしさを教えてくれる。

朱美の好きなもの、それは自分の過去。
過去を後悔することは多い。あの時ああしなければ、あれが良くなかったのかな。朱美はそんな思考を持っていない。
自分の過去まるごと愛してしまって、否定的な言葉はひとつも出てこない。

朱ちゃん企画のハイキングは晴天に恵まれ、梅雨前の春と夏に挟まれた刹那は海風によって清々しく感じられる。混み合うバスで席を譲ったり譲られたりして朱美は微笑む。

なんだかもうみんなで集まっただけでワクワクして笑顔が止まらない。朱美は女性の未来が明るいことを全身で表現してくれるミューズ。女性性をこんなに強く意識して、楽しみ尽くそうとしてる人を見たことがない。

現状に壁を感じている女性たちは次々と朱美部に入部する。私も女性ならよかったなーとうらやましくなる瞬間。(ちなみに朱美部は男性歓迎)

ありがとうございます!先にお礼言っておきます!