[クリア後感想]ゴースト・オブ・ツシマ[ps4]
2020/8/27 やまどり
先ほど無事にクリア(最後のメインクエスト終了)したので、本編のネタバレを極力回避しつつ雑感を書きます。
プレイ時間と進め方
メニュー画面からプレイ時間を確認できない(スタッフロールの中で表示されていたそうです…)ので概算ですが、
・浮世草子(サブクエ)を全て攻略
・蒙古の拠点を全て制圧
・その他のやり込み要素はやや残し(体力と気力はコンプ)
で150時間弱でした。もっと短時間でコンプリート出来る、との情報もあります。
やり込み要素をほぼ消化しつつメインクエストを進めていったので、最後の戦いを終えてスタッフロールが流れた時にはやることを全てやり切ったような感覚でした。
終盤の難易度:カンストして無双に
やり込みつつだったので、ゲーム終盤になると装備やスキルが一通り揃い(カンストし)、操作もすっかり慣れ、通常戦闘はほぼ負け知らず(無双状態)となりました。流石に物足らなくなり、難易度を最高レベルに上げ、装備や戦い方を縛って(有利な護符を使わない、刀のみで戦う等)遊びました。
画面表示やスキンを変えて遊ぶ
同じ格好で戦い続けると飽きが来ると思ったので、装備のスキン(デザインや色)はちょくちょく切り替えていました。また、画面表示のオプションで設定できる「玄人表示(ハイライトやマーカーが必要最低限になる)」「黒澤モード(白黒画面になる)」も試しました。いずれも些細な所ですが、見た目の新鮮さを保つのに役立ちました。
超絶難易度のラスボス
最後の戦いは苦戦して2~3時間程度やられ続け、難易度を一段下げて何とか勝ちました。あと少しの所までは行けたので、もう少し頑張れば最高難易度でも勝てるかもしれません。(心が折れた)
前述のように普通の戦いでは色々縛らないとほぼ負けなくなっていたので、最後の最後に歯ごたえのある戦いが出来た、という感覚です。
バランスのよいシナリオ構成
メインクエスト(仁之道)を進めつつ、任意でサブクエスト(浮世話)を追っていくような形でした。ストーリーは奇をてらわず、多少意外性を持ちつつも最後まで原理原則に則って進みました。悲劇的ではありますが、キャラクターがいずれも逞しく、鬱っぽくないのがよかったです。
サブクエストは中・小2種類
サブクエストは一話完結型の小話(このnoteでは小クエストと呼ぶことにする)と、登場人物それぞれの目的を追いかけるもの(中クエストと呼ぶことにする)に分かれていました。
中クエストは見応えのある一貫した物語があり、追いかけ甲斐がありました。小クエストはおよそ水戸黄門的な(行く先々で問題を解決してお礼を言われる)感じなので、ボリュームを求めないプレイヤーは飛ばしても問題無いかもしれません。
任意の拠点制圧・その他のイベント
中小のサブクエストの他に、特段のストーリーを持たないイベント(敵の拠点を制圧するだけ、等)が結構なボリュームでありました。
個人的にはこの部分が楽しく感じました。メイン・サブクエストのようにクリア方法がとくに示されていない(全部倒せばいい)ので、今回はどうするかと思案する余地があるのです。例えると、「トルネコの大冒険」等のローグライクゲームでモンスターハウスを攻略するような感覚です。
まとめ:単純明快な二択のアクション
自分の場合、ゲームに関しては「飽きが来た」と思ったら(クリア前でも、超絶人気作でも、買ったばかりでも…)ぱっと止めてしまうので、無事に飽きることなく最後まで進めたことはよかったなと思います。
何がそれを成したかは色々と(ゲームにも、自分にも)要因があると思いますが、一つあげると「刀か隠密か」の二択アクションに徹している(物語もとことんその事に沿い続ける)シンプルさが性に合った気がします。
自分はこのゲームは日本を題材にしなくても十分に面白かったと思うのですが、この二択のバランスがいずれか一方に傾いていたら、最後までのめり込まなかったかもしれません。
おかげで楽しい没頭の時間を過ごせました。一通りを終えて、こういった偶然がまたあるといいな、と思う次第です。
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※ ゴースト・オブ・ツシマについては以下のnoteも合わせてお読みください。
おお、お慈悲を…お恵みを…お立ち寄りの貴方…どうかこの私に…一滴の潤いを…