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158日目:誰のためでもない焚火がしたい【山田ウェンペのニコニコ闘病生活】

焚火がしたい。誰のためでもなくひたすら燃え続ける焚火を眺めていたい。

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最近、火をあまり見ていない。いや、料理をするときにガスコンロを点けるから、火を見る機会が必ずしもないとは言えないのだが、自分の言う火とはああいった人工的な火ではなく、薪をくべることによって出来上がるような、中くらいの火である。

自分は大学時代アウトドアサークルに所属していたのだが、火は管理が面倒なので、せいぜい七輪くらいでしか焚いたことがなかった。いま自分が見たいのはそういうのではなくて、ときたまぱちぱちと音を立てながら、薪の上でゆらりゆらりと不規則に揺れる、子どもの背丈ほどある炎である。

どうせ火を焚くなら海に行きたいと思う。別に海に行っても自分は泳げないのだけれど、日没後のうすぼんやりとした景色の中で、波の音をただ黙って聞きながら、ひたすらに焚火を眺めていたいと思う。そういう時間が欲しいと思う。

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月曜であるのにもかかわらず、そんなことを考えるくらい自分はいま疲れているらしい。明日、しっかりとリラックスする時間を取りたいものだが。

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