日記:鈴鹿で遊ぶ③
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やっと高速に乗った。
現地までの所要時間について、Googleさんは3時間30分と教えてくれている。気長に行こうと思う。
自宅から現地まではいくらか緯度が変わる。それに伴って、高速沿いの山々の植生も心なしか変化する。マイナーチェンジだけど、日常から脱け出すとはこういうことだと得心する。
なんやかやでパーク近くのファミマに到着。時刻は10時半すぎ。なんやかやで4時間かかる。
ファミマでは昼食を買い、クーラーボックスへ入れておく。現地のレストランでは食べないのがうちの主義である。
夏休みに入ったとはいえ月曜日。パークが混んでいるという感覚は全くない。準備しておいたQRコードを入場ゲートで提示し、スムーズに入場できた。
フリーパスのシールをTシャツに貼り付け、片っ端からアトラクションを回った。最長でも10分ほどの待ち時間。こういう状況では、ディズニーやUSJのようにどこから回るかという戦略は不要だ。目についたアトラクションから飛び付いていけば事足りた。園内随所の避暑用のミスト噴射は、とりあえず見つける度に顔から浴びに行った。昨年のネスタリゾート神戸の教訓で買ったアドベンチャーハットは、本当に買って良かった。
首に巻いたタオルもTシャツも、汗でかミストでか分からない濡れかたをしている。これも「自然を感じる」ということの1つの形だ。サバイバルな状況では汗がどうのこうの言ってられないからな。
お茶とアクエリアスとで合計6本あったペットボトルは余裕で飲みきる。
なんやかやで時刻は16時30分に。
長女と次女と3人で走り抜けた今日1日を振り返りながら、パークを後にした。
近くのスーパー銭湯に浸かり、そのまた近くのパスタ屋さんで満腹セットを完食。3人前で6,000円使い、ちょっとだけ心が削られる。体験はプライスレスではあるが、要所要所の使い方が勢い任せになることがあり、「使う力」は依然修行中の身である。
夏休みが始まる前には、今回の鈴鹿に加えミニオンズの映画も連れていくと豪語していたが、鈴鹿の支出額に改めて怖じ気づき、一旦再検討としたいと思っている。
眠気と戦い、サービスエリアごとに20分ずつの仮眠を取ったので、約5時間かけ帰宅は24時半頃になった。
長い1日が終わった。
(おわり)