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おかえりモネを見てる〔第20週〕

東京編が終わり、気仙沼編に突入しましたね~!やったー。
モネの実家の人たち、特にじいちゃんととうちゃんの活躍?が楽しみ。

ということで、今週もおかえりモネを見てます。

今週のあらすじ

気象班や汐見湯の面々に見送られ、百音(清原果耶)はウェザーエキスパーツの地方営業所スタッフの立場で、気仙沼へ戻る。そして市役所に勤める悠人(髙田彪我)の協力で、まずはコミュニティFMで、気象情報を伝えることに。そんな中、永浦家に亮(永瀬 廉)や三生(前田航基)ら幼なじみたちが集まる。そこで、亮から「なぜ島へ戻ってきたのか?」と百音は問われ、地元のために働きたかったからと答えると、亮からは思わぬ言葉を突き付けられる。(公式サイトより)

帰る・帰らない

モネが気仙沼に帰ることになり、同級生の仲間の中で一人だけ東京に残る形になった明日美(スーちゃん)。物語の中に、地元に帰る人と帰らない人をどちらもつくっているのは安心感があります。

ただ、スーちゃんが「帰らなきゃいけない圧」を感じていることはなんだかすごく可哀そう。東北だからなのかな?東日本大震災の後、本当にこういうことあったんだろうか。地元が大変だから帰らないとって、東北出身の人たちは思っていたのかな。

まあ、ふるさとに帰ることが美しいみたいな風潮はどこにでもあるんだろうなあ。田舎なら尚更。大変な時はみんな帰ってきて助け合おう!みたいなのもあったのかも。もしかしたら。

スーちゃんのように地元を離れて、大切な人と一緒に、時には地元のことを忘れて。自分らしく生きるのすごくいいなあと思います。

課長!

気仙沼に帰ってきて、役場に勤める同級生と会うモネ。その上司にあたる課長さんを演じるのが山寺宏一さん!嬉しい。

この人やっぱりすごいなあ。東北のなまりめっちゃリアル・・・と思って調べたら宮城県出身なんですね。本物のやつでした(笑)
あと関係ないけど意外と背が高い。176センチ。確かにドラマ見ていても一人だけすっと大きい。

テレビドラマって小柄な人でも大きく見えませんか?165センチ~170センチくらいの俳優さんとか特に。生で見ると「意外と小柄だなあ」と思ったりします。なんでなんだろう。

山ちゃん課長、モネに会うと「なんで帰ってきたの?」と鋭い質問を投げるのが気持ちよかったなあ。山ちゃんが演じてるということは、これからもいろいろと重要な関わり方をしてくるんじゃないだろうか。楽しみ。

きれいごと

地元に帰ってきて、久しぶりに同級生たちと集まって飲んだモネ。
なんでこっちに帰ってきたの?地元のために働きたかった?みたいなことをモネに聞く亮。なんかはっきり言えず、YESの返事をするモネ。

ピリッとしましたね。良い感じ。

地元のために働きたい、というのはきれいごとなのか?と聞いていて思いました。震災後、気仙沼を離れずにいた(離れられなかった)亮は、気仙沼を離れていたモネが今帰ってきたことを素直に喜べないでいる。いろんなしがらみで身動きが取れない自分に比べて、自分の気持ち次第で自由に動いている(ように見える)モネが羨ましい・妬ましいのかもしれません。

いいぞもっとやれと思いました。
その内容はともあれ、若者たちがぶつかるところをもっと見たい。特にこのドラマは良い人が多くて衝突が優しい。亮みたいに鋭い(それでもまだ優しいけど)ことを主人公に言ってくるキャラクターを推したくなります。別にモネをいじめたいわけじゃないんだけど・・・障害というか、葛藤というか。そういうものから逃げたり向き合ったりする主人公の様子を私は見たいんだなあと再認識しました。

きっと最後、この二人の間にあるモヤモヤは何かしらの形で解消に向かうんだろうと思いますが、その方向とか方法も気になるところ。楽しみです。

じいちゃんととーちゃん

気仙沼に帰ってきて、良い頻度でモネのじいちゃん、龍己さんが登場してくれるのが嬉しくて嬉しくて。藤竜也さんのセリフの吐き方が本当に好きです。なんだろう。語尾かなあ?方言のせいもあるのかもしれませんが、モネに声をかける時の優しくも強い感じがたまらない。セリフの内容関係なく全部泣ける。

じいちゃんのシーンがあまりにも良い感じに入って来るので、最近はいつじいちゃんが死んじゃうだろうって心配ばかりしてしまいます(笑)あと4週の間、生き延びてほしい・・・

あとモネの父を演じる内野聖陽さんもこのドラマをきっかけに好きになりました。今週は仙台に出張とのことで出番が少なかった気がするんですが、仙台に転勤が決まっちゃったそうで。これからさらに出番少なくなる?せっかくの気仙沼編なのにー。

仙台転勤が決まったことで、モネの母・亜哉子が以前からやりたがっていた民宿は余計にやりづらくなっていくんでしょうね。でもこのままでは終わらなさそうです。理想は、父が転勤を蹴ってこっちに残るもしくは銀行を早期退職して夫婦二人で民宿をやる、かな。すっごくドラマっぽいけど(笑)

子どもはすごいぞ

中身のない感想が続いていますが、もう一つしょーもないことを・・・

モネは気仙沼に戻ってきて、地元のFMラジオでパーソナリティを務めることに。最初は天気予報ばっかりだったんですが、次第に地元の人たちに自由にしゃべってもらうコーナーを設けていきます。

そこにやってきた子ども会の人たち。秋祭りの宣伝をしたいとのこと。
で、ここでちょっとツッコミ入れたくなりました。

3人の子どもたちが代わる代わる原稿を読むんですが、1人目が漢字読めず詰まり、二人目が言葉の意味わかんなくて詰まり、3人目が内容分かんなくて詰まり・・・と全員詰まる。

いやいや、今どきの小学生もっと有能やぞ!あと彼ら練習とかめっちゃするから読めない漢字にはルビふるぞ絶対!とか思ってしまいました(笑)

まとめ

気仙沼編になって一層人間味があふれてきましたね。漁業組合のおっちゃんもよかったなあ。

東京から気仙沼に来ていた大学生の女の子も存在感ありましたね。まずすごく綺麗。結局東京に戻ることにしたのも良かったな。「外から来た人間に何ができるのかな」って苦しみながら。地元出身のモネを羨ましく思う気持ち、すごく分かるなあと思いました。

来週はモネの母・亜哉子さんのお話が進展しそうです。

民宿業を再開したいと考えだした亜哉子(鈴木京香)。それを龍己(藤 竜也)は、応援する。一方、未知(蒔田彩珠)は東京の大学で本格的に研究をしないか、という誘いを受けていたが、今の仕事や将来のことなどに思い悩み断り続けていた。そんなある日、百音(清原果耶)の職場のコミュニティFMに、中学3年生・あかり(伊東 蒼)が現れる。授業時間にもかかわらず帰ろうとしないあかり。実は、あかりは亜哉子とある縁があった。(公式サイトより)

そっか。先生してたんでしたね亜哉子さん。なんで先生やめちゃったんだろう。そういう理由を掘り下げていくの面白いですよね。

来週も楽しみです。


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