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令和2年第4回三鷹市議会定例会が閉会しました。市長提出議案は全て可決しました。


三鷹市議会議員の山田里実でございます。

12月21日、令和2年第4回三鷹市議会定例会が閉会しました。

市長提出議案は以下の通りで、全て可決しました。

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(今定例会で採決があったもの。三鷹市議会ホームページより抜粋 

※グリーンで囲った部分は議員提出議案で可決したもの。それ以外は市長提出議案です。)

・第4回市議会定例会提出議案(令和2年11月20日送付分)

・第4回市議会定例会提出議案(令和2年11月30日送付分)


各補正予算の詳細は以下をご覧ください

・令和2年度三鷹市一般会計補正予算(第9号)及び同説明書


・ 令和2年度三鷹市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)及び同説明書

・令和2年度三鷹市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)及び同説明書

・ 令和2年度三鷹市下水道事業会計補正予算(第1号)及び同説明書

・令和2年度三鷹市一般会計補正予算(第10号)及び同説明書


市長提出議案は以上です。


最終日、委員会で採決に関わっていない会派は採決前に質疑・討論が出来ます。

私は、議案第80号 令和2年度三鷹市一般会計補正予算(第9号)に対して賛成討論をしました。

発言の様子は以下です。

(私の発言は7分45分頃からです。)

全文は以下です。


討論します。

コロナ禍でMISHOPの活動がストップしてしまっていましたが、デジタル環境の整備により、再開が可能になるという事です。スムーズな事業の滑り出しとなるよう、市としてもハード面だけでなくソフト面でも支援を行い、今後、町会・自治会など、停止・縮小を余儀なくされている様々な地域活動の再開のモデルケースとなるような取組を求めます。

地域区分の見直しについては、かねてより私の方にも多くのご要望をいただいていました。これまでの市の国に対する働きかけに感謝いたします。保育士、幼稚園教諭の処遇改善に寄与するものであり多いに賛同するものです。引き続き、都の制度も活用しながら、保育士・幼稚園教諭の処遇改善・人材確保を進めていくことを求めます。

三鷹市は三鷹市医師会のご協力を得ながらPCRセンターの設置をしました。都内の自治体でも先駆けとなった取組であり、新型コロナ対策の基本である検査体制の強化の観点から、極めて重要なものです。この設置費と委託料に関し、都から多くの補助金が入ることになり、また、高齢者施設や接待を伴う飲食店等のPCR検査の10/10補助も計上されました。
これらの取組は都議会において都民ファーストの会が強く推進してきた取組であり、引き続き都との緊密な連携をお願いしたいと思います。

デリバリーみたかの実施延長に関しては、コロナ禍での、飲食事業者の業態転換への支援、アルバイト先がなくなってしまった学生の支援、外食を控えていらっしゃる市民の買い物支援など、様々な意義を有するものであり、重要な施策と考えます。今後の事業については、参加事業者や利用者へのアンケート調査等を実施し、事業の持続可能性にも配慮しながらの検討を求めます。

市立小中学校のインターネット回線の増強整備ですが、1月から、市立の小中学校における1人一台タブレット配備が開始します。先進的な取組であり、最初は想定外の事態も様々生じると思いますが、子ども達の学びの充実のため、市の教育関係者が一丸となって進めていただきたいと思います。
これまで、市内の学校においてWeb会議システムを活用した保護者会や登校を控えている子供のフォロー等に取り組んでいる学校もあると伺っています。素晴らしい意欲的な取り組みですが、通信環境の脆弱さや、トラブルが生じたときの対処や操作方法の不慣れさなど様々な課題も聞いています。今回の予算により安定した通信環境が期待されますが、オンラインで保護者会や授業などを行う際にあらかじめ想定できるトラブルについてはトラブルシューティングを作成し、円滑な運営が可能となるよう準備をしておいて頂くよう要望します。

市発注工事の平準化に関しては、これまで会派要望でも求めてきた内容です。工事が集中することによる人材確保の難しさ等にも配慮した形で発注を進めることは、安定的な工事の実施につながるものであり、引き続き、計画的な発注の検討を求めます。

以上申し上げ、賛成と致します。

市長提出議案に対する討論は以上です。


コロナ禍の市議会定例会で緊張の連続の日々でしたが、なんとか最終日を迎え、採決をすることが出来、まずはホッとしました。しかし新型コロナウィルスはそんなことはお構いなしです。気を緩めることなく今後の施策を考えて参ります。




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