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93歳ばあばのイラスト&俳句コラボ作品

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イラストに目覚めたばあばが自作の俳句とイラストをコラボさせた作品をご紹介しています。ばあばは只今93歳です。
運営しているクリエイター

記事一覧

蘇る若き日の夢秋桜

93歳のイラストと俳句のコラボ作品です。 母がコスモス畑の素敵なイラストを描きました。 か…

吾子よりの宅配届き秋晴るる

93歳のばあばが創作したイラストと俳句のコラボ作品です。 東京に住む妹から母に宅配便がよく…

おしゃれして料理楽しむ秋麗

93歳のイラストと俳句のコラボ作品です。 麗かな秋を向かえて、母はエプロンでお洒落を楽しむ…

餡パンをがぶり一口秋うらら

93歳のばあばが創作したイラストと俳句のコラボ作品です。 母の日常は朝のパン食からです。さ…

鍛えねば動かぬ足や秋の朝

93歳のばあばが創作したイラストと俳句のコラボ作品です。 母の毎日のルーティンが足の運動で…

髪切って気分一新秋日和

93歳のばあばが創作したイラストと俳句のコラボ作品です。 母はいよいよ真近に迫ってきたイラ…

佇めば我が家恋しき秋夕焼

93歳のばあばが創作したイラストと俳句のコラボ作品です。 秋の夕暮れ時に周辺が夕焼色に染まる頃、その場に佇んで暫くボーっとしている時があります。そのくらい夕焼に街が染まる様子が美しくまた、ほんの少し物悲しいのです。 母はそんな状況を句に詠みました。 私も秋の夕暮れは大好きです。

秋光やふと募りけり旅心

93歳のばあばが創作したイラストと俳句のコラボ作品です。 季語の秋光は秋の日差しや秋の景色…

爽籟や人の心も動きそむ

93歳のばあばが創作したイラストと俳句のコラボ作品です。 季語の爽籟とは秋風の音を笛に例え…

秋澄むや狭庭に刻を忘れけり

93歳のイラストと俳句のコラボ作品です。 秋澄むは秋の澄み切った空気の事を言います。 心地…

うっとりと暫し眺める窓の月

93歳のばあばが創作したイラストと俳句のコラボ作品です。 秋の夜、自宅の窓から美しい月が見…

気合入れ今日を楽しむ秋の朝

93歳のばあばが創作したイラストと俳句のコラボ作品です。 母は毎朝気合をいれて、その日一日…

いみじくも秋夕焼に詩生るる

93歳のばあばが創作したイラストと俳句のコラボ作品です。 夕焼は夏の季語ですが、秋夕焼はど…

秋天に雲の百態見てあきず

93歳のばあばが創作したイラストと俳句のコラボです。 季語の秋天とは秋の澄み切った爽やかな空の事を言います。 母は先日目の検診で病院に行く道中、物凄く澄み渡った青い空に浮かぶ様々な形をした真っ白な雲を見て、感動していました。 「これも、面白い、この形は珍しい、本当にあきんねー」とずっと話していました。 母にとって、そんな雲との出会いは93年生きてきて初めてだと言っていました。だからこそこの句が生まれたのです。