病み上がり、截香を再開しました♪

微熱による?倦怠感が続き、3週間近く香割台から遠ざかっていましたが、ようやく気力が湧いてきて…と言いますか、通販のご注文が溜まってしまい、納期が迫り来て…奮起した次第です^^;

そんな中、分木し易いように小分けしていた小片が不足してきたものを補充するため、久しぶりに「万力」を使いました。

赤栴檀「仮銘 春の曙」です
挽いた面はこんな感じです
赤い栴檀と言うだけあって、挽き粉はこんな色です
(栴檀=白檀とは、明らかに別種です)
割った部分の近くに節があるため、木目が歪んでいます
この部分を更に小片に截香するとこの歪みが反映されますから、
申し訳ありませんが、きれいな長四角にはできません

「仮銘 あから橘」と共に、未だに何の植物か存じ上げない、不可思議な存在である赤栴檀。
志野流では隔ての香木として珍重されますし、御家流では「白檀ではない佐曾羅」として活躍します。

貴重品ですが、まだまだ当分は分木し続けることが出来そうです。
キレのある「辛」が特徴の「仮銘 春の曙」を、どうぞお愉しみ下さいませ。

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