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【参加レポ】第一回 開封大好きパイオニアグランプリ【MtG】

こんにちは、ヤマセイ。です。
唐突ですが、人生で初めてのTCG大会に参加してまいりました。
その大会ですが、表題にもあります通り5月5日に開催されました、

【 第一回 開封大好きパイオニアグランプリ 】

こちらの大会に参加させていただきました!
今回は、その大会での参加レポを兼ねた備忘録的記事となります。
(あと第二回開催のための応援も兼ねてます。東京MTGさんのパックセット、ワシは剥きてぇんじゃい)
なお、参加当初は記事にすることなんて一切考えていなかった結果、写真を2枚しか取っていないという致命的なミスを犯しましたが、とりあえず綴っていきますので、よろしくお願いします。
大丈夫、他の人は超絶きれいなnote placeの室内を中心に、詳細な写真を添えた記事を挙げているから(他力本願寺)。

そもそも「開封大好きパイオニアグランプリ」って?

「開封大好きパイオニアグランプリ」とは、マジック・ザ・ギャザリング(以下MtG)のパック開封を中心に活動されているYouTuber、「開封大好きよしひろ」さん(@Human_Monk)が主催となり運営されているパイオニアフォーマットの大会となります。

こちらのグラサン似合うナイスガイが、本大会主催者のよしひろ兄貴。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=qKjyhPKCbT8&t=49s

そして開催会場、ならびに出張ブースは、会場:note place 出店:東京MTG と、個人開催の規模としてはかなり贅沢な内容となっておりました。
そう、前者はこの記事を載せている「note」が運営しているレンタルスペースです。すげぇ。

note place エントランスあたりの写真。
全体はこのエリアの7倍ぐらいの広さがあります。バーカウンターも完備。すげぇ。

「note plase」のスタジオも、およそカードプレイヤーが集う場所とは思えない綺麗さを誇るスタジオで非常に快適な空間でした。1日レンタル費用が7桁円するのも納得です。(なお、今回は運営メンバーがnote社内でめっちゃ頑張っていい感じにしたそうです)

そして同時に、バカほど記事が書かれれば「お、よしひろってYoutuberに使ってもらえれば、タダでも広告効果かなり高く出そうだぞ?(筆者の個人的推測)」と次回につながるかもしれないとのことです。だからみんなも記事、書こう!!!!次回も行きたいし!!!!

持ち込んだデッキリスト

ということで、そんなよしひろさん主催の本大会に持ち込みましたデッキリストが以下の通りとなります。

メインボード(60)
土地:23
 2 皇国の地、永岩城
 1 フロスト・ドラゴンの洞窟
 2 シェフェトの砂丘
 2 不詳の安息地
 16 冠雪の平地
クリーチャー:24
 4 スレイベンの守護者、サリア
 4 白蘭の騎士
 4 無私の霊魂
 4 徴税人
 2 傑士の神、レーデイン // 守護者の盾、ヴァルクミラ
 3 エメリアのアルコン
 3 精鋭呪文縛り
エンチャント:7
 3 領事の権限
 4 パラディン・クラス
ソーサリー:2
 2 ドゥームスカール
インスタント:4
 4 冥途灯りの行進

サイドボード(15)
クリーチャー:6
 3 光輝王の野心家
 3 スカイクレイブの亡霊
アーティファクト:6
 3 ポータブル・ホール
 3 墓掘りの檻
インスタント:3
 3 ヘリオッドの介入

第一回 開封大好きパイオニアグランプリ
ヤマセイ。使用デッキリスト

はい、察しの良い方はやりたいことが分かったかと思います。
本デッキ、「白単デスタク」を意識したデッキとなっております。
まぁ、実際はデス抜きの「白単タックス」って言ったほうが正しいですが。

デスタクといえばモダン以下の環境では言わずと知れたデッキであり、一定の歴史もある由緒正しいアーキタイプです。

しかし、パイオニア環境ではこのアーキタイプ、致命的な欠点があります。

《石鍛冶の神秘家》《頭蓋締め》を筆頭とした「アドを一方的に稼ぎつつ、突然の死をお見舞いするカード群」が見事に抜け落ちているという点。

本来であればこのアーキタイプ、《スレイベンの守護者、サリア》や《エメリアのアルコン》を中心に相手を抑制し、《石鍛冶の神秘家》の起動能力でぶっ壊れ装備品をサーチして暴れまくる「石鍛冶でサーチして盤石な自陣になるまでライフ残ってりゃ問題ない」といったデッキなわけです。
しかし、本大会はパイオニア環境。そしてパイオニアには そ ん な も の は 無 い 正確に言えば決して無いわけではありませんが、かつての禁止を踏まえつつスタンダード環境のパワーバランスを考慮した結果、墓地に落としてから釣ったり、サクッたパーマネントのマナ総量に影響を受けたり、そもそものぶっ壊れ装備品が《巨像の鎚》と《影槍》くらいしかなく、コンボに必要な枚数も多い、といった具合で、デスタクで行くには爆発力の再現性に欠けるのが正直な所。

このような上記の問題点を踏まえつつ、寂しいお財布と相談しながら考えた結果、本デッキは、「とにかく相手にタックスかけまくれば、ウィニーのクロックで押し切れるのでは……?」という、デスタクからデスが消失した「白単タックス」なるよくわがんにゃいものになったわけです。

序盤の理想的な動きとしては、下な感じ。

1ターン:《パラディン・クラス》or《領事の権限》
2ターン:《スレイベンの守護者、サリア》or《徴税人》or《無私の霊魂》
3ターン:《エメリアのアルコン》or《精鋭呪文縛り》
     もしくは、《パラディン・クラス》レベル2
     もしくは、《ドゥームスカール》を予顕で追放
4ターン:飛行クロックしながら、《白蘭の騎士》でランパン
     もしくは、《冥途灯りの行進》を構える。

とまぁ、こんな感じでチマチマ殴るデッキって感じですね。
打ち消しや《神々の思召し》などの除去ケアがないので基本《無私の霊魂》で破壊不能をつけるぐらいしか対処法がないのですが、いうて《冥途灯りの行進》や《スカイクレイブの亡霊》で取られるので、割と漢気あるスタイルかもしれません(物は言いよう)。

本戦の結果

そんなこんなで大会で対戦した結果、最終戦績はこんな感じでした。

最終戦績:1-4 (6試合目以降 棄権)

一試合目:青白コントロール ◯✗◯
唯一の勝ち星。BO2の《至高の評決》→《残骸の漂着》→ミシュランでクロックと綺麗に捌かれたものの、やりたいことが一番出来た一戦。いうて圧が凄くて、やってるこっちも息が詰まっていた記憶。

二試合目:ウィノータ ✗✗-
BO1で赤が一切見えずに殺された結果、「これセレズニアカンパニーか?」と致命的な読み間違い。サイドカードの《墓掘りの檻》を入れられずに轢き殺される。《領事の権限》のライフゲインもあったので、ワンチャン取れたかも知れない一戦。

三試合目:青白スピリット ✗✗- か ✗◯✗
ちょっと記憶が曖昧な一戦(申し訳ない)。友人とのプレイ時点で「既に勝てないことを悟っていた」デッキ。案の定、捌き合いの結果、クリーチャー比率と性能差でこっちが息切れ or 圧殺される。

四試合目:白単天使 ✗✗-
「飛行・サイズ差・途切れない盤面圧」で押し殺される。地味にライフゲインも、ウィニーには向かい風で届く気配がなかった。
やっぱり力 is パワー、てかフライヤー4体はもうどうしようもないッピ。

五試合目:ロータスコンボ ✗✗-
「相手が回り始める前にクロック&妨害が出来なかった」に尽きる一戦。
マナスクリューにマナフラッドで苦しかった……
友人との対戦では勝てていただけに、綺麗に回れば1-2までは行けた気がする。

以降:棄権申請によりドロップ。

対戦しての感想

結論:クリーチャーで圧殺するほうが強い!!!(頭緑単状態)

本デッキを実践に投入した結果、「帯に短し襷に長し」といった言葉がそのまま当てはまるような、常にどっちつかずなデッキになってしまったように感じます。手札内での選択肢の幅を取りすぎたのも失敗点。
一応ウィニーではありますが展開力が乏しく、その割には気持ち後ろ寄りな構成となっていたと考えます。また、こちらが心置きなく殴りに行ける盤面を築くまで、5ターンもあれば十分と思ってましたが、実際は6ターン〜8ターン程度はかかってしまうように感じました。
そして本環境のパイオニア、6ターンもあれば、デッキ次第で普通に殴り倒される状態・モダンでも使われるピン除去・打ち消し呪文が飛び交いまくる状態に十分なターン数というケースが多いなと言うのが、スタン環境との明確な違いだなーと実感させられました。

実際、対戦でも盤面が整う前に掃除されるか、相手の盤面が先に出来上がるかの二択状態になるケースが非常に多かった気がします。前者は緑単信心やウィノータ、後者は赤黒ミッドレンジや青白スピリットがいい例ですね。

そして同時に、私の脳味噌はシングルコアなんだなーということも強く実感しました。質量ですり潰すデッキのほうが性に合ってる‼‼!!
実際友人も、「お前が緑単握ると性能上がってキツイ」とか言ってたし!!!!!

ドラフト『ニューカペナの街角』

最終戦績:1勝2敗
ドロップ後に試しに参加したドラフト戦。こっちはシンプルに書きたいと思います。

正直ドラフトなんてよぐわがんにゃいので、序盤のピックに身を任せた結果、たどり着いたのは白軸でとにかく盾カウンターを置く斡旋屋スタイル。

そしてドラフト戦に突入。
結果としては、思いの外盾カウンターが強かったということ。いうて負け越してますが。ただ、対戦相手は軒並み「盾カウンターキツイ」と感想戦で語られていました。
実際、ただの小粒1体でも実質2ターンに分けてブロッカーになれるというのは結構な抑止力なうえ、それが4体並ぶと、並大抵のクリーチャでは迂闊に越えられない壁です。なんなら1回は(追放でなければ)全体除去も躱せますし、結構これで先方が攻めあぐねているシーンも多かったです。

想像もしていなかった開封買取ガチャ&爆アド

そんなこんなでドラフト戦も終わり、会場の中心で第一回開封大好きパイオニアグランプリ一位決定戦が行われていた頃、自分はふら~っと東京MTGさんのブースでショーケースを眺めていました。
そんな折、ふとバッグの中身を見れば、昼に開封した『The 開封(税込み3300円、セトブ・コレブ多めの3パックが入ったお得なセット商品)』から出た《ジアーダの贈り物、ラクシオール》の英語版拡張アート、《ラフィーンの塔》英語版拡張アートフォイルがありました。
その時、ある考えが私の脳裏を過ぎったのです。

「昼頃に買った『The 開封』、これ売ればもう一回『The 開封』が買えるのでは……?」

ぶっちゃけ、勝ちか負けかで言えば勝ちな結果だった『The 開封』。
しかし、自身のこだわりとして、
・新々枠(M16以降の枠デザイン)
・日本語
・ノンフォイル
・(土地以外は)通常枠
上記の条件でカードを優先して集めている / 使用しているため、よほど高くない限り、先の《ラフィーンの塔》ですらストレージの肥やしになってしまいます。なんなら日本語通常版2枚と交換してもいいぐらい。

……やるかぁ!買取開封ガチャ!開封王決定戦、勝手に開催!

一人買取開封ガチャ 対戦結果

ということで、対戦結果は以下の通り。

一回目(昼に買ったやつ) 買取額:3300 → 二回目の費用に
買取:出した中で値段がついたのは以下2枚
《ラフィーンの塔》ボーダーレス・フォイル(英語)
《ジアーダの贈り物、ラクシオール》拡張アート(英語)
売らずにピック:なし

二回目 買取額:3300 → 三回目の費用に
買取:出した中で値段がついたのは以下6枚
《即時換装》拡張アート(英語)
《スパーラの本部》ボーダーレス(英語)
《群れ率いの人狼》拡張アート・フォイル(日本語)
《天上都市、大田原》拡張アート(英語)
《メカ巨神のコア》拡張アート・フォイル(英語)
《救出専門家》拡張アート(英語)
売らずにピック:《策謀の予見者、ラフィーン》箔押し・フォイル(英語)

三回目 買取額:600円 → 引き際を感じて撤収
買取:出した中で値段がついたのは以下2枚

《告別》フォイル(英語)
《産業のタイタン》ボーダーレス(英語)
売らずにピック:《ターシャズ・ヒディアス・ラフター》(日本語)

箔押しラフィーンとワイ(ネットのすがた)
そらこんな絵も描きたくなりますわ。

出ちゃったよ、ラフィーン箔押し。わぁ、すごいことになったぞ。
戦績だけ見れば、まさに賭場荒らし。なんならトップレアを入手する無駄な豪運。多分この1枚で、この日使った金額を全額回収してる。というか既に値上がり続けてる。やべぇ。ありがとう東京MTGさん‼‼‼‼!! 次回は黒力戦フォイルとか、良さげなもの見繕って持っていきます。

参考程度に晴れる屋の2022年5月7日時点での値段。
2日前は18000円でした。やべぇ。

おわりに

そもそもこういった大会参加自体が初めてで、前日はおっかなびっくり感もすごかったですが、蓋を開けてみれば、本戦の静かな熱気、ゆるく進むサイドイベント、そして初めてのお祭り的な物販。
どれも快適かつ楽しく遊べた良いイベントでした。

主催の開封大好きよしひろさん、会場を提供していただいたnoteさん、そして素敵な物販をしていただいた東京MTGさんには、改めてこの場を借りてこの言葉を贈りたいです。ありがとう、最強に良い一日でした!!!!

もし第二回開封大好きパイオニアグランプリが開催された暁には、白単機体とジャンド宝物あたりを握っていきたいです!!!!!!!!(頭ジョニー野郎)
でもやっぱり勝ちたいから、ちゃんと強いデッキ持っていくかもです!!!!!!!
次回を楽しみに待ってます!!!!!!!


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