ファイブのサイコさに痺れる、アンブレラアカデミーシーズン2

ワタシが楽しみにしているドラマは、アンブレラアカデミーとストレンジャーシングス の二つだけだ。去年まではゲームオブスローンズを楽しみにしていたが、終わった。なんか納得いかない感じだったが。

ストレンジャーシングスの配信はまだ先らしいが、アンブレラアカデミーシーズン2は7月30日に配信された。

あらすじを書くのが下手くそなので、詳しくは公式サイトを見て頂きたい。

公式サイト↓

ヒーローとして育てられたアンブレラアカデミーのメンバー七人は、それぞれ個性を持っている。凄い怪力だとか、幽霊が見えるとか、ささやくことで人を操れるとか。各自は数字で呼ばれていて、ワンからセブンまで居る。バラバラに自分の居場所を見つけ、大人になっているので、ドラマ中数字で呼ばれるのは、子供のままの姿のファイブだけになる。

ちなみにワタシは、身体は子供のままだが、精神は大人という、まるでどこぞの名探偵のような設定のファイブが一番好きだ。賢く、憎たらしくてハンサムだ。

ハンサム。

人生で初めて使った。

とにかく、そのハンサムなファイブが中心になり、地球滅亡を阻止するべく、アンブレラアカデミーが再結成される。再結成されると言っても、それぞれ大人になり、自我があるので一筋縄縄にはいかないし、世界滅亡阻止を阻止しようという謎の組織まで現れて、ひっちゃかめっちゃかだ。

ストーリーの面白さやキャラクターが魅力的というのもあるのだけれど、時々挿入されるBGMのカッコよさも人に薦めたい要因だ。色んな年代の色んな音楽が聴ける。ワタシは全然、音楽に詳しくないので、よくは知らないけど、カッコいい。そしてやっぱりファイブを推したい。

ファイブはシーズン1で、もっともかっこよく活躍していたのだが、シーズン2でもやっぱりもっともかっこよく活躍する。ただの贔屓だが。シーズン2でファイブが血みどろになるシーンがある。見た目は子供、中身は大人のファイブなので、やり方が子供らしくなく、サイコだった。大人じゃなくてサイコだ。あれが他のキャラクターのように、私服だったらまた印象も違うんだろうが、ファイブは常にピシっとアンブレラアカデミーのトラッドな制服を着ている。ジャケットにベストに半ズボンにハイソックス。それでいて血みどろ。刺さるしかなかった。心に。こう書いてると、ショタコンかよ。って感じだが、ワタシは別にショタコンじゃない。ファイブが好きなだけだ。

あと3話で見終わるのだが、見終わったあとの焦燥感が嫌なので、見るのを躊躇している。見終わった後、何を楽しみに生きればいいのか。また一年待つのは辛いものがある。早く続きを見たいような、見たくないような、そんな気分だ。

シーズン1を去年見た後、原作があるなら読みたいな。と思い、調べたところ、原作はコミックだという事を知った。それも作者はマイケミカルロマンスのボーカルのジェラルド・ウェイということで、驚いた。

マイケミカルロマンスと言えば、キャーリーオーン!キャーリーオーン!と、ゴスっぽい衣装で歌ってるあのバンド。というイメージしかない。正直、ダサい。というのが、MVを見た当時の印象だ。マイケミカルロマンスダサくないですか?と言ったら、当時働いてた書店の同僚の音楽好きのNさんが「あの歌は別にして、アルバムは結構良かったよ」と言っていたのを思い出す。

歌もうたうし、曲も作るし、歌詞も書くし、漫画も描くし、それが面白いって、すごい才能だな。と、羨ましい限りだ。今更だけど、マイケミカルロマンスのアルバムを聴いてみよう。という気にもなった。


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