ついに『どうする家康』に「徳川家康最愛の側室」が登場。
演じるのは広瀬姉妹(静岡市清水区出身)のお姉さん。
(僕が脚本家なら、瀬名姫役がお姉さん(広瀬アリスさん)で、於愛の方役が妹さん(広瀬すずさん)で、「徳川家康は、瀬名姫に似ている於愛(西郷局)に一目惚れ」って設定にします。史実(?)では、「徳川家康は、瀬名姫に似ている時姫(西郡局)に一目惚れした」のだそうですが。徳川家康は、正室・瀬名姫を岡崎に置いて単身浜松住み───寂しかったのでしょう。
注1「戸塚忠春」:遠江国佐野郡上西郷村(静岡県掛川市上西郷)出身。
注2「構江屋敷」:静岡県掛川市上西郷溝江の溝江公民館。
注3「斉(いつき)大菩薩」:溝江公民館の脇にある。
注4「家康が戒名を彫った位牌」:天龍寺開山堂の「家康鉈彫位牌」
注5「観音寺」:廃寺。墓はある。
注6「服部正尚」:神君伊賀越えで活躍し、蓑笠之助と名乗る。
注7「西郷正勝の甥である西郷義勝」:孫だと思われる。
注8「二人の子供」:一男一女。二男一女説あり。
注9「西郡局(にしごおりのつぼね)」:徳川家康の最初の側室。
注10「後の2代将軍秀忠公」:徳川2代将軍・徳川秀忠。
注11「尾張藩主になる忠吉」:尾張清洲藩主・松平忠吉。
注12「五社神社」:浜松市中区利町。創建については諸説あり。
注13「宝台院」:静岡市葵区常磐町。法名は竜泉院殿、後、宝台院殿。
【略系図】
西郷正勝─西郷元正─西郷義勝
├西郷勝忠(紀伊徳川家家臣)
戸塚忠春 ├女子(西川城主・西郷家員室)
├────於愛
西郷正勝─於貞 ├徳川秀忠(徳川2代将軍)
│ ├松平忠吉(尾張清洲藩主)
服部正尚 徳川家康
石野茂子『西郷の局物語「お愛さま」』のような小説は、解説書と違い、諸説ある内の1つだけが紹介され、他説は載せられていないので、「ああ、こういう人物なんだ」と納得して読み終えてしまいますが、相互フォローのプロライター・Recoさんによれば、実は謎ばかり!