見出し画像

貧困問題解決の為に世界行脚してみた -ケニア編①-


①アフリカ最大のスラム街

ケニアには、アフリカ最大のスラム街がある。キベラスラムである。


今回はキベラで生まれた住民ジョセフに先導してもらい状況確認。夜はジョセフと飲みながら一日中過ごしキベラの本質に迫ってみた。彼と夜2人で酒を飲みながら雑談をしてて大きな気付きがあった。彼がこう言った。


『お金がなくて、病院に行けず、友達がたくさん死んだ。今の最大の成功は生きてること。僕は8人兄弟だけど、その中でも生きてる僕は恵まれてる。』

や、本当そうだよね。その通りだよね。

山口のやる気スイッチはビンビンにONになりました。
ジョセフ。俺頑張るからな!!

スラムに住むジョセフを中華屋に連行!
初めて箸を使って喜ぶジョセフ。
死ぬほど頼んでもう食えない。


さてスラムの現地はというと、相変わらずの匂いや雰囲気はいつもの感じだ。ここに必要なのは莫大な雇用。


【電気×ユーモア】 

で100人とか200人とかじゃなくて。
1万、10万、100万規模の雇用をどう作るかばかり考えている。


②ケニアの教育事情


ケニアの特徴は教育に関してかなり熱心である事。中学まででかなりの進路が決まる為、小学校のうちからパキパキに詰めて勉強をしている印象。キベラスラムも例外ではない。そして、親の子供を学校へ行かせたいマインドも強い。

視察で一泊させていただいた教育施設
サイティア・フラハ
(素晴らしい教育活動を何十年も行なっている)


しかし、学校へ行かせられないもしくは途中で退学する生徒もかなり多い。学費が払えなくなるのが主な理由だ。


フィリピンの場合は学校へ行けない理由が少し異なっていた。スラムと一括りに言っても場所により状況は様々と言うことだ。


上記よりケニアでは、学校を建設するより圧倒的な雇用を作ることや学校が無料になるような仕組みの方が、一周回ると教育にもつながり救える人の数を増やせるだろうと現状と仮説を立てている。


また、1から理想の学校を建設して育てていくよりも、社会を変えるのであれば政治に関与せずどの学校でも受け入れたいと思う仕組みを提供する方が良さそうだ。


加えて、驚いたのはケニア大学(日本の東大)の就職率が20%程度とのこと。


これ、そこの20%目指すのやめて、生き方(お金の勉強、事業の始め方、自己啓発、心の持ち方など)を教えた方が絶対いいじゃん!!!って思ってしまった。

理科、社会、数学、物理。
要らないとは言わないが学んだ先にあるのが就職不可なら、ルールチェンジして僕なりの新しいメソッドを届けたほうが状況は良くなると確信している。


今僕はそっちになびいてる。


③ビジネスかNGOか

教育も雇用も、日本を出てからもバージョンアップしたユニークなスキームも考えついたのでまた何処かでシェアしたいです。


加えてNGO的な活動をする上でも寄付のみに頼らない方が、つまりビジネスが出来るのであれば2軸で展開するのが有効と考えている。(まぁ甲乙はつけられないけど)


各学校、やはり運営や改築や学費の回収などがボトルネックでやりたい所に手が届いてない印象を受けた。学校に限らず、他の領域でもそうだ。


僕は、教育という本質軸はそのままに、本質を回すために事業を行おうと思う。この事業と本質を2つを走らせる。※プロトタイプ8発くらい走らせて良いの残す戦法で行きます。


事業は、本質のお金を集める為に成長させる。その成長過程で莫大な雇用を作っていく。本質は、事業のお金を原資に爆発的に育てていく。このバランスがベストだ!


アフリカで活躍してる方や企業様とディスカッションし、スラムなど現場に入り込んで、五感を研ぎ澄すと、それはインプットの応酬なので、また自分の正解が変わるかもだけど、今の思考を可視化してここに記す。

こうやって、今までの当たり前を疑って
『~~って昔から~~だけど、-----の方が良くない?』


こういう選球眼、見極め偏差値を爆上げさせて日本に帰りたいと思います。
まだまだ先は長い。できる限り吸収しよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?