心と体、一緒に歩いていこう

この世から何か１つ無くすことができるとしたら何にしますか？

某日記アプリに質問されて迷わず答えたのは

そう、私は肩こりが憎い
なんせそんじょそこらの肩こりと違う
むちうち症になってしまって、首から腰にかけて全ての骨の隙間にガムがめり込んでるような息苦しさとキツい頭痛に3ヶ月も悩まされている

体調不良でやりたいこと諦めがちなのも
頭痛で仕事に集中できないのも
疲労で心から遊びを楽しめないのも
もううんざり

だから私は肩こりが憎い
どうしていつも私からやりたいことを奪うのだ、この世から消えてしまえばいい、と。

ところが

次の瞬間聞こえてきたのは

「どうして私の声を無視するの？」

という言葉だった

振り向くと、そこには"体ちゃん"が涙目でこちらを見ていた

体ちゃん「どうしていつも仕事と遊びばかり優先するの？？私はもう限界なの。
忙しいなんて言い訳しないで病院もちゃんと通ってほしい。酷くなる前にちゃんと休んで欲しい。こんなんじゃ回復どころか悪化する一方だよ
もうムリｨｨ(＞＜)」

ハッとした
そのとおりなんだ
つい体調よりもやりたいことを追いかけてしまい、悪化してからようやく休む、また忘れて無理する、の繰り返しだ
そうなんだけど…でも…

心くん「でも、でも。私には会いたい人ややりたいことが山ほどあるの。
社会人になったからどうしても休日はやりたいことが渋滞しちゃうの。
いつも体調悪いからちょっとよくなるとギアをあげたくなるの…」

うん、うん。痛いほど分かるよ
だって、両方とも私なんだもの
心も体も私なんだ

でも最近の私は心ばかりが自分な気がして体を邪魔者のように思ってた
いつのまにか体を置いてきぼりにしたまま心だけズンズン先走っていた気がする

そんな私に、心くんと体ちゃんが気づかせてくれた大事なこと

「あれもしたい、これもしたい」も個性だし
「これしかできない」も個性

色々やりたいよね、でも思うようにできないよね
両方自分なんだ

諦めたり手放したりするのも悪いことじゃない
もう少しゆっくり生きていこう
体調不良は辛いけど、素敵なことを学んだ