【薬剤師国家試験】予備校の選び方
こんにちは。やまぶきです。
今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。
先日、第109回薬剤師国家試験が終わりましたね。
受験された皆さん、本当にお疲れさまでした。
さて、残念ながら不合格だったけど、来年受験される方のために、予備校の選び方についてまとめたいと思います。
1.予備校
(1)薬学ゼミナール
教材:青本(参考書)、青問(問題集)
校舎:札幌、仙台、津田沼、川越、池袋、新宿、市ヶ谷、横浜、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡など
少人数制コース(市ヶ谷教室)、寮生コース(川越教室)がある
業界最大手の予備校
(2)ファーマプロダクト
教材:オリジナルテキスト
校舎:東京、名古屋
図解とアウトプットによる理解を深めることと科目間の繋がりが特徴
(3)メディセレスクール
教材::オレンジブック、裏ポイントブック(参考書)、厳選問題集(問題集)
校舎:東京、大阪、広島
基礎を徹底して定着させることが特徴
第107回薬剤師国家試験合格率85.7%(業界1位)
(4)REC
教材:オリジナルテキスト
校舎:大阪
2.コース
(1)開講時期による分類
① 1年コース
3月卒業生や浪人生向け
じっくり勉強したい場合
② 半年コース
9月卒業生(卒延生)や秋まで働き休職するする浪人生向け
メリハリをつけて勉強したい場合
(2)授業方法による分類
① 通学コース
<メリット>
授業を生で受講できるので、臨場感がある
分からない問題があった時、直接質問できる
講師や生徒とのやり取りがあるため、モチベーションを保ちやすい
ネット環境が不要である
プロが決めたスケジュール通りに勉強できる
<デメリット>
決められた場所と時間にしか授業を受講できない
通学するのに時間とお金がかかる
周囲に人がいることで集中力を失う場合がある
② ライブ配信コース
<メリット>
場所を問わず受講できる
分からない問題があった時、直接質問できる
1人で勉強する方が集中して受講できる場合がある
プロが決めたスケジュール通りに勉強できる
<デメリット>
決められた時間にしか授業を受けられない
緊張感を失くし、集中力を保ちにくい
講師や生徒とのやり取りがないため、モチベーションを保ちにくい
ネット環境が必要である
③ オンラインコース
<メリット>
場所や時間を問わず受講できる
ものによっては、倍速で受講できるので、時間の短縮になる
1人で勉強する方が集中して受講できる場合がある
<デメリット>
緊張感を失くし、集中力を保ちにくい
講師や生徒とのやり取りがないため、モチベーションを保ちにくい
分からない問題があっても質問しにくいため、特に苦手科目の勉強がしにくい
ネット環境が必要である
プロが決めたスケジュール通りに勉強しにくい
3.予備校の料金について
「金銭的に厳しくてどうしよう」と思っている人も多いと思います。
というのも、大学時代、学費や生活費は奨学金、バイトをいくつもかけ持ちをしてようやく大学を卒業した人も少なくないでしょう。さらに予備校の料金もと考えると、予備校には通わず宅浪を考えたり、バイトをしてお金をためて半年コースに通うことも考えるかもしれません。
そこで、予備校のコースごとの料金をExcelファイルにまとめてみました。参考までに見てください。
いずれの予備校も、1年コースと半年コースでさほど料金は変わらないので、単に料金で考えると1年コースの方がお得です。また、通学コース ≧ ライブ配信コース > オンラインコースの順に料金は安いです。
また、各予備校でさらに割引やキャッシュバックがあります。教室説明会による入校特典、早割、リトライ割、のりかえ割、グループ割などがあります。詳しくは各ホームページで確認してください。
予備校の料金は十万、百万単位のレベルの話なので、親とよく話し合って決めてください。国試不合格から次の国試に向けて親を説得するのは、大変なことだと思うのですが、きちんと話をして、「次で絶対合格するために一生懸命に勉強する」ことを伝えることができれば、かならず伝わるのではないかと思います。
4.予備校とコースの選び方
薬剤師国家試験を対策している予備校とコースについて、いろいろとまとめてみましたが、結局のところ、どこがいいのでしょうか。
私が思うに、自分が合うところを選べばいいと思います。
そうは言っても、選べないかもしれませんが、予備校はどこでもいいです。大切なのは、1年間気持ちがブレずに、予備校のやり方に素直に応じて勉強していくかです。
でも、薬ゼミに通っている人や現役時代青本を使っていた人が多いので、もし選べない場合には薬ゼミにした方が心の健康のために良いと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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