やまぶき💊

第107回薬剤師国家試験合格。病院薬剤師。 国試の体験談、各科目のまとめ、現場で役立つ知識を中心に記事を書きます。ESFP。 よろしくお願いします。

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自己紹介

こんにちは。やまぶきです。 今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。 既に何件か記事を書いてきましたが、今更ながら今回は自己紹介をしたいと思います。 1.プロフィール名前:やまぶき 年齢:30代前半 出身:静岡県 職業:病院薬剤師 趣味:野球観戦、アイドル 2.経歴高校卒業後、私大薬学部に進学しました。なお、私が薬学部に入学するまでについては、詳しくは以下の記事をご参照ください。 第107回薬剤師国家試験に合格しました。なお、私の国試合格体験記につい

    • 【薬剤師】バイオ後続品(バイオシミラー)、オーソライズドジェネリック(AG)について

      こんにちは。やまぶきです。 今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。 後発医薬品(ジェネリック医薬品)は、先発医薬品と治療学的に同等でありながら、一般的に研究開発に要する費用が低く抑えられることから、薬価が低く設定されています。増え続ける医療費を節減するため、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用の促進は薬剤師に期待される役割の1つです。そうした中で、バイオ後続品(バイオシミラー)やオーソライズドジェネリック(AG)が注目を集めています。 今回は、バイオ後続品(

      • 【薬剤師】薬ができるまでについて

        こんにちは。やまぶきです。 今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。 私たちは毎日のように薬を取り扱います。しかし、その薬が世の中に出るまでにどのような工程を経ているか、意外と知らない方が多いかもしれません。 長い期間を通して、「薬のタマゴ」を探したり非臨床試験や臨床試験を行ったりといくつもの段階があります。 今回は、薬ができるまでの工程と期間についてまとめたいと思います。 1.国内における新薬開発の動向は?医薬品の開発には9~17年もの期間、そして数百憶~

        • 【薬学部】私が薬学部に入学するまで

          こんにちは。やまぶきです。 今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。 今回は私が薬学部に入学するまでの経緯についてまとめたいと思います。 1.~中学3年(15歳)私は静岡県に一人っ子として生まれました。家庭は裕福ではなく、発育はやや遅かったものの、一応何不自由なく育ちました。 地元の公立小学校に入学すると、勉強には苦労しなかったものの、周囲にあまり馴染めず、中学校からは隣町の私立の中高一貫校に入学しました。 中学校時代はパソコン部に所属しながら、良い友達に恵

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          【薬剤師】資格の取得について

          こんにちは。やまぶきです。 今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。 かかりつけ薬剤師制度の導入や在宅医療の推進、多職種連携などの医療改革の波を受け、以前よりも専門性の高い知識を持つ薬剤師が必要とされています。時代のニーズにあった薬の知識、患者に役立つ情報を提供できる薬剤師であるために、知識や技術を備えなければなりません。 そのため、スキルアップのために資格を取得したいと考えているものの、なかなか勉強のための時間がとれないと悩んでいる方もいるでしょう。多忙な業務

          【薬剤師】資格の取得について

          【薬剤師】スポーツファーマシストについて

          こんにちは。やまぶきです。 今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。 2021年に東京オリンピックが開催されたことを皮切りに、スポーツに対する薬剤師ならではの関わり方が注目されています。それが、スポーツ医学やアンチ・ドーピングを専門にする「スポーツファーマシスト」です。公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)によって認定される資格制度です。 また、ニュースなどでたびたび取り上げられる、スポーツ選手のドーピングによる失格やメダル剥奪なども話題にのぼります

          【薬剤師】スポーツファーマシストについて

          【薬剤師】医薬品副作用被害救済制度について

          こんにちは。やまぶきです。 今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。 医薬品により生じた副作用に対する措置として「医薬品副作用被害救済制度」がありますが、詳しく知らない方は意外と多いのではないでしょうか。知っておくと、患者さまの副作用に直面した際にも薬剤師として適切な提案やアドバイスができるようになります。 今回は、「医薬品副作用被害救済制度」の概要と給付を受ける方法、患者さまに薬剤師ができることをご紹介します。予期せぬ副作用にも適切に薬剤師として対処できるよう

          【薬剤師】医薬品副作用被害救済制度について

          【薬剤師】経口避妊薬、緊急避妊薬について

          こんにちは。やまぶきです。 今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。 避妊や月経困難症は、女性であれば誰もが経験する可能性のあることで、月経困難症で悩むの患者の数は800万人を超えるといわれています。しかし、治療を受けている方の数は少なく、病気への理解が得られていないのが現状です。 薬剤師においても、病院の婦人科やその門前薬局で働いた経験がなければ、関わる機会はそう多くありません。 今回は、経口避妊薬(ピル)と緊急避妊薬(アフターピル)についてまとめたいと思い

          【薬剤師】経口避妊薬、緊急避妊薬について

          【薬剤師】Amazonファーマシーについて

          こんにちは。やまぶきです。 今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。 2024年7月23日、アマゾンジャパンは新サービス「Amazonファーマシー」を開始しました。同サービスは、オンライン上で登録薬局の薬剤師による服薬指導を受けたうえで、処方薬を自宅か、最寄りの薬局の店頭で受け取れるというサービスです。 今回は、Amazonファーマシーについてまとめたいと思います。 1.Amazonファーマシーとは?Amazonファーマシーとは、Amazonショッピングアプリ

          【薬剤師】Amazonファーマシーについて

          【薬学部】夏休みについて

          こんにちは。やまぶきです。 今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。 試験が終わるともうすぐ夏休みですね。皆さん、今年の夏の予定はもう決まっていますか? それぞれの大学や学年、所属している研究室によっても多少の違いはありますが、学習量が多い薬学部の夏休みは、他の学部と比べて短い傾向にあります。それでも長期の休暇であることは間違いないので計画的に過ごしていくことが大切です。 今回は、薬学部の夏休みについてまとめたいと思います。 1.夏休みの過ごし方のポイント「

          【薬学部】夏休みについて

          【薬剤師】薬剤師の職能拡大について

          こんにちは。やまぶきです。 今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。 新型コロナウイルス感染症のパンデミック、改正薬機法の施行などを経て、薬剤師の業務、薬局の果たす役割は大きく変化しました。転換期を迎えた業界はどこへ向かうのでしょうか。 今回は、薬剤師の職能拡大についてまとめたいと思います。 1.ワクチン接種薬学部が6年制に移行したことに加えて、薬剤師は余ると言われているにもかかわらず、薬剤師の活躍できる場は狭く限定されています。 例えば、ワクチン接種です。

          【薬剤師】薬剤師の職能拡大について

          【薬剤師】薬局のM&Aについて

          こんにちは。やまぶきです。 今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。 平成以降、医薬分業を背景に成長を続けてきた調剤薬局業界は、近年、その在り方に変化が見られはじめています。 調剤薬局数の大幅な増加を受けて市場は成熟化の兆しを見せており、異業種からの新規参入といった新しい変化も生まれました。さらに、国は政策方針の変更を打ち出しており、調剤薬局の業界ではM&Aが活発となる傾向にあります。 今回は、薬局のM&Aについてまとめたいと思います。 1.薬局のM&Aの現

          【薬剤師】薬局のM&Aについて

          【薬剤師】医薬分業について

          こんにちは。やまぶきです。 今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。 今回は、医薬分業についてまとめたいと思います。 1.医薬分業のルーツとは医薬分業は神聖ローマ帝国のフリードリヒⅡ世(1194~1250年)が毒殺を怖れて、主治医の処方した薬を別の者にチェックさせたのが始まりと伝えられています。 1240年には5ヵ条の法律(薬剤師大憲章)を定め、医師が薬局をもつことを禁じました。これが医薬分業と薬剤師制度のルーツとされています。薬剤師は医薬分業と切っても切り離

          【薬剤師】医薬分業について

          【薬剤師】モノ(対物業務)からヒト(対人業務)へについて

          こんにちは。やまぶきです。 今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。 2022年度調剤報酬改定では、薬剤師の業務について重点を対物から対人へ転換させることを目的に、対人業務に関わる評価が変更されました。具体的には、「調剤管理料の新設」「服薬管理指導料の新設」「調剤後薬剤管理指導加算の見直し」などです。これに伴い、薬局では対物業務の効率化がより重要になるでしょう。 今回は、モノ(対物業務)からヒト(対人業務)へについてまとめたいと思います。 1.対物業務から対人

          【薬剤師】モノ(対物業務)からヒト(対人業務)へについて

          【薬剤師】0402通知について

          こんにちは。やまぶきです。 今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。 2019年4月2日、今まで薬剤師がほぼ独占して行ってきた業務の一部を、一定の条件下で非薬剤師でも可能とする内容の文書、いわゆる0402通知が厚生労働省から通知されました。これを受け、調剤薬局事務の業務内容が拡大し、市場の雇用ニーズは今後も大きく変化することが予測されます。 今回は、0402通知についてまとめたいと思います。 1.0402通知とは?(1)0402通知とは? 薬剤師法において、

          【薬剤師】0402通知について

          【薬剤師】かかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師について

          こんにちは。やまぶきです。 今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。 日本では超高齢社会を迎え、2025年には団塊の世代が後期高齢者となるなど、さらなる高齢化に歯止めがかかりません。高齢者への適切な医療の提供は、薬剤師にとって切っても切り離せない課題です。地域全体で高齢者を支える地域包括ケアシステムにおいても、薬局や薬剤師に地域密着の役割が求められています。 このような状況を受けて2016年度の保険薬局の調剤報酬改定からはじまったのが、かかりつけ薬局やかかりつけ

          【薬剤師】かかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師について