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【薬剤師国家試験】直前期の過ごし方について

こんにちは。やまぶきです。
今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。

年越しを迎え、受験勉強も佳境ですね。
どのように勉強をすればいいのか悩んでいる受験生も多いと思います。
そこで、直前期の過ごし方について記事を書きます。


1.1日のスケジュールを考える

平日の場合、予備校に通っている人は大体朝から夕方まで講義があると思います。それに加えて、国試の直前まで講義があるので、自習に充てられる時間は限られています。そのため、自習にあてられる時間はいつか考えることがとても大切です。

講義の復習は絶対やらなければならないので、その時間(約2~3時間)は自習時間には含まないとします。

すると、体調を万全に整えるために睡眠時間を十分確保するとして、せいぜい3~4時間程度しか自習に充てられないことが分かります。時間が限られてしまうので、勉強するものを厳選してください。

2.問題集を選ぶ

この自習時間に勉強する問題集は、この1年間で慣れ親しんだ問題集(青問、回数別、確認テストなど)がおすすめです。

青問や回数別は、効率的に過去問を問題演習するために最適です。
確認テストは、1記述ごとにテンポよく問題演習するために最適です。

ただ時間が限られているので、1つの問題集に絞ってください。
ここで解き慣れた問題集を使う理由は、今の時期に初めて出会う問題を解けないと精神的に苦しくなるからです。加えて、直前期は知識を確実に定着させることが重要だからです。
今までたくさん解いてきて、なじみのある問題で周辺知識の確認をして、自信をつけつつ、問題集を1冊極められれば合格するだけの十分な知識を身に着けられるはずです。

3.勉強計画を立てる

勉強計画は必ずしも計画通りに進まないものです。そこで、必ず計画を修正できるように余白を作るようにして下さい。
また、自分のベストな科目数で勉強を進めるようにして下さい。

勉強をするときは、この科目をじっくり勉強できるのは最後だと思って、科目を絞って集中的に勉強すると、計画通りに進めやすいです。

また、土日は緩めに予定を組んで、計画がうまく進まなかった時に修正できるようにしておくと良いです。

4.勉強する

(1)選んだ問題集を中心にアウトプットする。

(2)間違えたら?

解けない問題があったときは必ず青本などの参考書や教科書で周辺知識の補充をしてください。解説だけだと理解が不十分で、類題が出たときにまた解けない事態に陥ります。
どうすれば解けるようになるのかよく考えることを忘れないで問題演習をしてください。

間違えた問題や微妙な問題は、付箋を貼って、次の日に改めて解き直して確実にできるか確認してください。この時、また間違えたら、また次の日朝イチで解きなおしをしてください。

とにかくできない問題は繰り返しがとても大切です。

(3)まだ覚えきれていなかったら?

覚えきれていない部分は、簡単にノートにまとめると、国試本番の休み時間に復習できて便利です。
ただ、この作業に時間をかけてしまうと、大量の問題演習ができなくなるので、1問につき2~3分でさっとまとめるようにしてください。。
※スマホでメモするのも有効です。

5.その他

(1)国試本番と同じ時間に勉強する

国試本番は、大体9時半~18時までです。
この長時間、異常な緊張感に耐える集中力、体力が必要になります。

食事や入浴、睡眠など、生活に必要なこと以外の時間をすべて勉強に充てるぐらいの気持ちで勉強すると、集中力が途切れず最後まで試験を受けることができると思います。
また、国試の時間に合わせて、9時半~18時は勉強して、その前後も勉強していました。朝が弱いタイプの人は、何時ごろから勉強すると9時半に頭がさえて勉強ができるのか分析してください。

(2)生活リズムを整える

試験は午前中からなので、生活リズムを朝型にした方が、万全の状態で受験できると思います。また、朝から勉強することで集中力が落ちるタイミングがわかるので、試験中に「この時間帯は集中力が落ちるからケアレスミスに注意しよう」と前もって注意することができます。

また、体調を整えるためにも睡眠時間は必ず確保してください。

(3)食事を3食しっかり食べる

勉強に集中するために、食事も大切になります。
3食しっかり食べて、体調を崩さないように気を付けてください。

(4)『絶対に合格する』と言う(書く)

今までどんなに頑張ってきても最後不安になることはあります。
ですが、モチベーションを上げて勉強するために、『絶対に合格する』と言って(書いて)から勉強してください。

精神的に不安定になると勉強に手がつかなくなってしまいますが、合格する人は最後の最後まで手を抜かず勉強する人だと、自分の心に言い聞かせることができます。

自分を鼓舞できる言葉なら何でもいいのですが、1日の始めに頑張れる言葉を言ったり、書いたりすることで、モチベーションを上げられると思うので試してほしいと思います。

6.最後に

直前期は、何をしたらいいのか分からず迷って立ち止まってしまうことがあるかと思います。

残りわずかの時間、悔いのないように精一杯勉強してください。
応援しています。頑張ってください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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