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【薬剤師国家試験】直前講習、やまかけについて

こんにちは。やまぶきです。
今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。

年越しを間近に控え、受験勉強も佳境ですね。
そこで、年越しから国試直前に行われる直前講習とやまかけについて記事を書きます。


1.直前講習、やまかけとは

(1)直前講習

主要全範囲の総復習です。問題を用いたりしながら1つ1つ確認していきます。

  • 時間:1科目あたり1~2日かけて行う

  • 時期:1~2月前半の間に実施

  • 目的:総復習

(2)やまかけ

予備校講師の分析に基づく「国家試験のヤマ」を伝授する講習会です・

  • 時間:1科目あたり15~20分かけて行う(9科目で半日かけて行う)

  • 時期:国家試験の2~3日前くらい

  • 目的:国家試験にズバリ!でる所(ヤマ)だけを確認する

2.直前講習、やまかけを受ける意義とは

 例年、受講することに対して懐疑的な意見を持つ人もいます(特にやまかけ)。皆さんの中にも同じように迷っている人がいるかもしれません。
 そこで、受講するメリット、デメリットをまとめたので、ご参考までに天秤にかけて決めるようにしていただけると幸いです。

<メリット>

  • 国試のプロが分析し予想した頻出範囲、ヤマを勉強することができる

  • 広範囲を効率よく復習することができる

  • 知識の整理を行うことができる

  • 何を勉強したらいいかわからないときに、必要な知識を着実に得ることができる

  • 前日、当日に資料を確認できる

<デメリット>

  • 受講するのが国試直前なので、復習が間に合わない可能性がある(特にやまかけ)

  • 自分がすべき勉強が明確である場合、受講するのが効果的ではなくなってしまう

 個人的には、直前講習とやまかけは受講するのがオススメです。それは、多くの受験生が勉強したことを、自分がカバーできていないかもしれないと考えると、不安になってしまうからです。

3.直前講習、やまかけの受け方

 直前講習は1日かけて1科目、やまかけは20分かけて1科目しか講義時間がないので、講義がかなり早く進むことになります。そこで、より効果的に知識を身につけるために、どのように受講すればよいのでしょうか。

(1)集中する

 当たり前のことですが、これは絶対的なことです。眠いし、飽きるとスマホを触りたくなるし、ボーっとしてしたくなるのもよくわかります。でも、この時間の使い方はとてももったいないです。

 十分睡眠をとって、授業中に眠くならないように心がけましょう。特に直前期は、体調を整える上でも重要です。
 飽きたりボーっとしそうなときは、授業中に授業の範囲の問題を進めましょう。ただし、授業に耳を傾けながら、必要に応じて該当箇所に戻ってください。

(2)復習ポイントに付箋を貼る

 付箋は次のところに貼ってください。

  • よく分からなかったところ

  • 暗記が必要なところ

  • ポイントを簡潔にまとめて貼る

 すると、復習するポイントが一目瞭然で、漠然と復習しなくなり、自分なところや暗記しないといけないところを中心に復習できるので、時短にも成績アップにも有効です。
 重要なのは、暗記が必要なところは、何回も繰り返して覚えることです。暗記はなかなかすぐに覚えられないときもあると思うので、国試当日まで繰り返し見て、きちんと暗記できるようにしましょう。

(3)メモをとる

 授業中に先生が板書するところだけではなく、口頭で説明するところも、メモをとると良いです。意外にそこから問題が出題されることもあります。
 メモをとるときのポイントは、「主語+述語」を意識してポイントを整理して簡潔にメモをとることです。後から読み返しても意味が分かりやすいようにメモを残すことが大切です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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