肉の加工
果物野菜や穀物は農家から直接お送りすることもしやすい農産物です。
お肉は保管や保存の観点からなかなか難しく、やまあい村では屠畜場さん、加工会社さん、お肉屋さん、卸会社さん、小売店さんと協力して販売していただいています。
近頃、昔からお世話になっている加工場さんの加工が甘かったり、納期を守らないとクレームがよくあり、再発防止に向けて相談しています。
加工場さん曰く「現場の人手が足りず…」「現場が外国人ばかりで難しい加工ができなくなり…」
わかります。確かにどこの業種も人手が足りません。これからもっと足りなくなってくるでしょうし、企業の淘汰も進むでしょう。
うちとしては難しい加工は頼んでいないし、割と当たり前の、むしろ基本のことだけなのですが、それすらできなくなってくるとなると…。しかもお肉を加工する事業所すらどんどん減っています。
同時に保健衛生的な面のルールや規則、事業所への負担はどんどん増えています。それも大切なことですが、このままだとやってくれる人がいなくなるような…。
そんな中、いつも大変お世話になっているお肉屋さんの方々はそれぞれの信念や企業理念、責任に基づいて職人の技を磨いておられます。実に実にこの時代、大変貴重な方々です。
情報技術や機械化自動化も同時に進化していて大切な要素ですが、人の技や責任感、数値化しづらいものをもっと大事にしないと困って不便になるのは我々消費者なのだとつくづく思います。今まで当たり前だったことができなくなることもあるのですから。
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