やまぎ

二十代。書きたいものを書いています。感想やらレビューやらを書いたりもしますが、全てにお…

やまぎ

二十代。書きたいものを書いています。感想やらレビューやらを書いたりもしますが、全てにおいて初心者なので悪しからず。

最近の記事

地方と首都圏の情報格差についての話

仕事柄、様々な業界の方と話をする。 私は東北地方出身で、現在は周り回って地元で働いている。 地方は少子高齢化と人口流出による過疎化など、既に分かり切ったものを含め、多くの問題が山積している。 目の前に積み上がった「問題」だけを見てしまうと、その種類は多岐に渡る。その為、行政も住民もどこから改善すればいいのか分からず、途方に暮れてしまっている姿が多い。しかし、中には独創的な発想を持ち、積極的なブランド化を進めている市町村もある。 平成21年から始まった「地域おこし協力隊

    • 【雑記】積みゲー消化順ゆるぼ

      ふと今日、買ったもののクリアまで到達していないゲームはどれくらいあるのかと思い、まとめてみることにした。俗にいう「積みゲー」が何本あるのか調べてみよう、とのことである。 取り敢えず、私の記憶にあるのは以下のタイトルである。 ps4 ・ペルソナ5スクランブル ・Horizon Zero Dawn ・Marvel's Spider-Man ・Final Fantasy Ⅻ THE ZODIAC AGE ・BIOHAZARD RE:2 ・BIOHAZARD7

      • 【雑記】『バック トゥ ザ フューチャーpart3』を見て泣きそうになった話(ネタバレ有)

        この間、金曜ロードショーで「バック トゥ ザ フューチャー part1」が放映されていた。 私が生まれる前に公開された映画だが、今見ても、何度見ても、面白い映画だと思う。 スティーブン・スピルバーグ監督の作品は、いつ見ても気分を高揚させてくれる。 ここ数年間、バック トゥ ザ フューチャーを見直す機会が無かった。これも良い機会だと思い、全て見直してやろうと各動画配信サービスを覗いた。しかし、直近まで三部作がNetfrixに合ったような気はしたが、結局prime vide

        • 『十三機兵防衛圏』が最高のゲームだって話

          「無敵の女子高生は、今どきロボットにだって乗っちゃうんだから!」 登場キャラである 冬坂 五百里(ふゆさか いおり) がスカートを翻し無骨なロボットを起動する。 SF、ロボット好きとして、オープニングの展開と彼女の放つセリフに期待に胸が膨らんでしまうのは無理もないことだろう。 『十三騎兵防衛圏』は、2019年11月28日にヴァニラウェア開発、アトラス発売のPS4用ゲームソフトである。 細部まで作り込まれた世界観・ストーリーが高い評価を得ている作品だ。 冒頭にも軽く触

        地方と首都圏の情報格差についての話

          不適合”予備軍”の孤独

          いつの間にか他人と距離を置くようになっていた。 そのきっかけとして真っ先に思い浮かぶのは、大学時代の彼女に浮気をされたことだった。 詰まるところ、元カノ1人が原因で人と関わることが怖くなったということだ。 現在している仕事は、人からの信用を得る仕事のため常日頃から細心の注意が必要となっている。将来の夢の為に、どうにかやり続けられている。だが、ふとした瞬間に全てを投げ捨ててしまいたいと思ってしまうのも事実だ。 人と距離を置くようになったのは、元カノの浮気だけが原因ではない

          不適合”予備軍”の孤独

          夏の夜。汗ばんだ身体を互いに抱くようにして眠りについたあの日の情景を未だに思い出す。

          夏の夜。汗ばんだ身体を互いに抱くようにして眠りについたあの日の情景を未だに思い出す。

          青い世界

          冬になると朝が待ち遠しくなる。 一度だけ見たことのある「青い世界」を、また見れるのではないかと期待しているのだ。 「青い世界」は、大学時代のまだ街がまどろみの中に沈んでいた冬の日、彼女と呼んでいた女の子と一緒に見た。 小さな山の上にあるアパートを出ると、雲によって和らげられた朝日が白い雪に反射されて、淡い青色が世界を埋めていた。大きな街を遠くまで見渡せるその風景は、私が見ている世界に新しい色を加えてくれた。 あれから幾度も冬を超えているが、同じ世界に出会えたことはない

          青い世界

          ネオ・デジタルネイティブ

          現代の私達はインターネット内に漂う、余りある情報に触れながら生きている。 近年はSNSが急激に普及し、個人の生活様相も簡単に垣間見ることが出来る。ネオ・デジタルネイティヴ世代の若者にとって、昔のご近所付き合いのような感覚がインターネットの中にあるのだ。 こんな時代にも当然ながら負の側面がある。一つは、自らの承認欲求を満たすためだけの行動が増えたことである。 例えば、数年前に話題になったが商品の並ぶ冷凍庫の中に店員の若者が入った写真の投稿だ。自らが面白いと思った”おふざけ

          ネオ・デジタルネイティブ

          仙人になりたいと思っていた話

          剣山のように鋭く尖った峰々の何処かで、霞を食べてひっそりと生きる仙人。 どこかしらでこんな言葉を聞いたことがあるのではないのだろうか。実際に存在するかどうかは膝の上に置いておいておき、仙人は中国の山奥に住んでいるとされている。 そもそも霞を食べての霞って何ぞや!?仙人って何ぞや!?という人も、もしかしたらいるかもしれないので簡単に説明を。 霞とは”もや”のこと。”もや”は少し標高の高いところに行くと、辺り一面を覆う白いヤツ。まあ、うっすい霧だと思ってもらえれば良いのでは

          仙人になりたいと思っていた話