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それでも地球は回っている

私が影響を受けた漫画をご紹介したいと思います

私は自他ともに認める変態です
そもそも、おかしいと感じたのは
自分が幼少期、どうして男の子じゃないんだろうと考えた時からです

その後、男の子でありたいと切望しながら
それでも女の子であることも良しとしたり
場面場面によって男の子の自分、女の子の自分が出てきて
それはそれで何とかなっている自分に
また中途半端であることから、孤独感を感じていました

でも、だれもがそんなグラデーションの中に存在していると
後々気づいていくんですけど
それにたどり着くまでは
苦しくつらい日々でした


変態?を描かせたら天下一品

秋里和国さんは、私の大好きな作家さんです
他にも有名な本はたくさんあるし
私自身、お気に入りの本は他にもありますが
今回はこの本を紹介します

マザコン、ナルシスト、マゾなどかなり多くの
普通ではない、と思われる個性豊かな方々が登場します
さらに、ただのマザコンではない
ただのナルシストではない
ただのマゾではない
ぶっとんだ、振り切った、個性豊かな方々です

テイストがコメディーなので軽く読めるのですが
実は、個性豊かになった原因がそれぞれのトラウマ体験にあり
やはりそこには家族愛だったりが描かれています

そして、人と違うことで指を指されたり
後ろめたさを感じたり 生きにくくなったりする苦しさや絶望
それでもけしてそこを否定するのではなく
強みとして愛していく強さが描かれています

少女漫画なので恋愛要素も入っていますが
非常にカラッとしているところが私好みです

この本のおかげで
私は変態でもいいか
変態もおもしろいか
楽しんだものがちか
世間の中で生きていくためには、ある程度は隠しつつも
ちゃんと表現できる場所を作って
その個性を愛してくれる人と出会って
居場所を作ることが大事だなア
と思えました

すべてを、すべての人にオープンにする必要はないけど
すべてをオープンにできる安心安全の場所は誰にでも必要

そんなこれからの生きる指針を教えてくれた本です

みなさんも、もし見かけたら見てみてください

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