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【僕に与えられた環境がどれだけ恵まれているのかを学んだこと】

シュウです!

昨日、脊髄損傷者専門のトレーニングジムのJ-Workoutさんのスタジオにお邪魔してきました。

目的は先週から日本に来日してると聞いたネパールの元U20女子ラグビー代表のヨソダさんと会うためにです。

ヨソダさんは昨年8月にラグビーの代表合宿の練習中に首の骨を骨折、脊髄を損傷して手足に麻痺が出てしまいました。

症状は僕と大体同じくらいか、少し重いくらいの感じで、今は1人でご飯を食べるのも難しい状況で、6歳年上のお姉さんが仕事を辞めて、24時間体制で妹のヨソダさんの介護を続けています。

ネパールには、日本と違って脊髄損傷に対する医療設備も十分な状況ではなく、また障害者に対しての保険もほとんどないため、今後生活していくのも難しい現状の様です。

詳しく聞くと、僕やヨソダさんのレベルの重度の障がいを持つ人は、殆ど存在しないらしいです。つまりは、命を存続させるだけの環境が整っていないという事なんです。

比べても仕方ないのかも知れませんが、日本は本当に恵まれています。 当たり前のように医療が受けれるし、誰もが電車やバスに乗れて、行きたいところに行ける。

パソコンやスマホのための電気やWi-Fi環境が整い、家から出なくても仕事が出来て、収入を得ることも出来る世の中にもなりました。

僕らが何かを我慢すれば、ネパールの環境が良くなる訳では無いけれど、まずは日本の環境がいかに恵まれているのかを理解して、これまでの先人の努力に感謝すべきなのかも知れません。

先週から約3ヶ月、ヨソダさんはお姉さんと、ラグビーコーチの3名でJ-Workoutさんで再歩行の為のトレーニングを続けて、ネパールでもこのリハビリを継続する事ができる様に学んで帰られるとの事です。

昨日初めて会ったヨソダさんは、身体も精神もまだまだ怪我を受け入れきれて無いきつい時期だろうし、異国の地に来たばかりで環境にも慣れていないにもかかわらず、素敵な笑顔で必死にトレーニングを頑張っていました。

この3ヶ月の日本での生活がこれからの彼女たちの人生で本当に意味のある時間になることを望んでいます。

ヨソダさんの様子がわかる動画

あと、彼女のトレーニングをサポートする為のクラウドファンディングも行われているので、合わせて見て頂き、良かったら支援頂けると嬉しいです。


改めて、皆さんにも彼女たちのことを応援していただけると幸いです!

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