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大切な腕時計を落として気付いたこと

今日出掛けたとき、自分でも気付かぬうちに腕時計を落としてしまった。

留め具が少し緩んできているとは思っていたが、
落としたことにすら気付かず、ショックだ。

デパートや交番で聞いても見つからない。
来た道を戻って隈なく探したが、見つからなかった。

こんなことなら、付けてこなければ良かったとも思った。

その時計は、夫から初めてもらった誕生日プレゼントだった。
ピンクゴールドが綺麗な、華奢な時計だった。
お気に入りで、会社に付けていくときはルンルンしていたものだ。

しかし、無いものは無い。
失った物は出てこない。

ガッツリして落ち込んでいるわたしに、夫が「まぁ仕方ないよ」と言ってくれるのがせめてもの救いだ。

数日後に、落とし物として見つかったら嬉しいけど、確率的には難しいだろう。
いや、やっぱり本当に戻ってきて欲しいのだけど。

物を失くすには意味があるとも言う。

調べてみると、スピリチュアル的には
厄落とし
の意味があるらしい。

落とし物が身代わりになって、持ち主を守ってくれた 
とも言われるようだ。

また、
古い運気との別れ

でもあるとのこと。

このことを知ったら、少しだけ前向きに考えられた。

自分の代わりになって、守ってくれたというのはとてもありがたいことだ。
また、新しい運気が入ってくるのだとしたら、これからが楽しみだ。

そもそも、これだけ落ち込むのは
それだけ気に入ってたからだ。
ほぼ毎日付けていたので、大切さを忘れてしまっていたかもしれない。

もっと、大切な物を大切に扱っていきたいと改めて感じた。

これが自分で買った時計だったら、今ほど落ち込まなかっただろう。

〝思い入れ〟が強いからこそ、その分落ち込みも大きいのだ。

そう考えると、わたしは失くした腕時計をそれだけ大切にしていたことに改めて気付いた。

当分は思い出しては落ち込んでしまうかもしれない。

けれど、
いま自分が持っている大切なものたちに目を向けて、もっと大切にしていきたいと思う。

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